バーベキューとテント泊の旅(シニアクラブ 発)

期  日 : 2023年 5月27日(土)~28日(日)

参加者 : 10 名

5月27、28日(土、日) 晴れ             

博多を11時出発、玖珠インターで降り、バーベキュー用の材料を大量に調達した。昼食は近くの「春日うどん」でとった。

 別荘予定地である九重町吉部には15時に着いた。平冶岳の登山口にあたる林の中という感じで、静寂の中、鳥のさえずる音が響きわたっている。

 15時30分、全員が到着。バーベキューの準備とテント設営を行った。ソロテント3張り、6人用2張りで、いくらでも張れる広さである。すぐ近くの鳴子川を散策した。別荘地とはいえ、まだ数件しか建っておらず、森の中の散策であった。鳴子川は法華院を源流とし、坊がツルを経由して玖珠川に合流している。

 バーベキュー祭りが16時過ぎから始まった。シニアとシニア予備群は、食べきれない程の肉と野菜を、22時過ぎまでかけて食べつくした。翌日は、一部の会員が5時過ぎに平冶岳に向かった。のんびりと朝を過ごし、 10時頃別荘地を出発した。帰りは筌ノ口温泉につかり帰路に着いた。今回のバーベキューとテント泊の旅は、青春時代に思いをはせた2日間であった。許されるのであれば春と秋の恒例にしたいものです。

清掃登山 宝満山 (地区協主催 自然保護部)

期  日 ; 2023年5月21日(日) 

参加者 ; 24 名

【コースタイム】

昭和の森 一本松池の横の駐車場8:20ごろ~難所が滝10:00~仏頂山11:00~宝満山11:20~

宝満山キャンプ場11:30~仏頂山12:35~ゴール14:20    

行動時間 6:00   距離 8.6 ㎞   累計標高差 830m

【コメント】         

地区協主催の宝満山清掃登山に想山会から24名が参加しました。難所が滝へは冬しか行ったことがないので、新鮮な山行でした。新緑がきれいで、紅葉の時期も良いだろうと思いました。登山者も少なく、ゴミもほとんどありませんでした。ゴミの総重量は約500gでした。清掃登山のあり方を考える時期だと考えます。 24名の参加者での行動ですが、ほぼ標準タイムでした。怪我なく無事に下山出来て良かったです。

金山マイナールート(千石荘~カン尾根~金山~千石荘)(中級)

日  時 :   2022年10月15日(土)  晴

山  域 :   背振山系 金山

参加者 :   15 名

コース :  千石莊登山口8:00~坊主ケ滝分岐8:45~坊主源流分岐9:05~カン尾根分岐9:40~縦走路合流10:40~金山肩(昼食)11:45/12:10~金山山頂12:15~分岐12:50~坊主源流分岐13:15~坊主ケ滝分岐13:40~千石莊登山口14:20

           行動時間 ≒ 6時間20分、 距離 ≒ 8.1km、 累計標高差 ≒ ±835m

 

 8時に千石荘の登山口に集合。秋晴れの下出発。15人の大所帯だが皆さん足取りは軽い。坊主滝分岐を通り過ぎ、ほどなく坊主沢源流へと左側に下っていく。小さな沢を渡り沢の横を通る部分は滑ると危険なので慎重に通過する。坊主沢源流に行く道は感じのいい道。1ケ月後の紅葉の時期にもう一度必ず訪れたい場所である。
右手に2mほどの滝を見る。カン尾根の入り口だ。ここから急登が続く。大人数なのでゆっくり進む。木の幹をつかみながら(幹が枯れていないか確かめながら)体を少しずつ上げていく。40分も登ると傾斜が緩くなるところに出る。ここで珍しい植物に出会う。「アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)」というとのこと。ここから左に道をとり、脊振山系の縦走路まで15分程度。笹をかき分けて急に縦走路に出る。ここは、脊振山からくると小爪峠・西山分岐を通り過ぎ少し行ったところ辺り。ここから1時間ほどで金山山頂。山頂手前の新年登山時に「ぜんざい」を食べた場所で昼食。会長と愛犬パルちゃん会う。パルちゃんは15人の怪しいおじさん、おばさんに囲まれ心臓バクバク!おびえていた。山頂付近はスズメバチが威嚇していた。気を付けること!!  下山は、一般登山道で下る。

新設された金山山頂肩の標識

東北: 岩木山・八甲田山・岩手山

【山  域】             青森県・岩手県

【実施日】            令和4年10月6日(木)~11日(月・祝)

【メンバー】           2 名

10月7日(金)  岩木山  青森県弘前市

  • 御倉石1552 ②岩木山1624.6 ③鳥海山1502 

歩行距離 3.9km   行動時間 2:56  累計標高差 +465  -465

8合目ターミナル8:36~登山口8:38~大館鳳鳴ヒュッテ9:11~御倉石9:27~岩木山9:40/10:05~

大館鳳鳴ヒュッテ10:23~鳥海山10:41~鳥ノ海南観測点10:47/56~鳥海山11:02~リフト9合目駅11:07~8合目ターミナル11:32

東北に着いた10/6にちょうど岩木山・八甲田山・岩手山が昨年よりも11日早く初冠雪を迎え、紅葉を通り越して一気に雪景色になりました。岩木山には津軽岩木スカイラインを車で上り、8合目からの八百長登山。雪を纏った津軽富士とも呼ばれる青森県最高峰の岩木山からは、北海道やこれから登る八甲田山・岩手山が見渡せました。

10月8日(土)  八甲田山  青森県青森市・十和田市

  • 茂萢岳(タモヤチダケ)1324 ②赤倉岳1548 ③井戸岳1550 ④八甲田山(大岳)1584.5⑤小岳1478

歩行距離 15.1km   行動時間 7:20  累計標高差 +1182  -1182

酸ヶ湯駐車場6:43~毛無岱登山口6:47~毛無岱P1025 7:31~宮様分岐8:09~大岳・田茂萢岳分岐8:53~田茂萢岳9:06~リフト駅分岐9:11~大岳・田茂萢岳分岐9:38~P1521 10:02~赤倉岳10:13~井戸岳10:21~大岳鞍部避難小屋10:38/42~大岳11:11~鏡沼11:18~小竹分岐11:43~小岳12:09/21~小竹分岐12:44~仙人岱・八甲田清水辰五郎12:47~八甲田山神社登山口13:58~駐車場14:03

八甲田山といえば新田次郎の小説「八甲田死の彷徨」や高倉健主演の映画「八甲田山」での明治時代に起きた陸軍の雪中行軍遭難事件の印象が強く、厳しい山のイメージでしたが実際には池塘が多い草紅葉の穏やかな山容でした。山頂はガスで展望がありませんでした。

10月9日(日) 岩手山 岩手県滝沢市・八幡平市

  • 馬返し▲609.3 ②鉾立1730 ③岩手山2038

歩行距離 13.1km   行動時間 6:49  累計標高差 +1528  -1529

第2駐車場8:06~馬返し▲8:09~馬返しキャンプ場8:11~馬返し登山口8:16~分岐8:40~一合目8:54~三号目(旧道)9:16~鉾立(七合目)10:54~八合目避難小屋11:03/17~不動平11:32~岩手山12:05/08~岩手山神社奥宮12:20/23~不動平12:35~八合目避難小屋12:48/53~鉾立(新道)13:00~P1294

13:46~三合目14:11~馬返し登山口14:48~馬返しキャンプ場14:51~第2駐車場14:54

岩手山も岩手富士と呼ばれる美しい形をしていますが、晴れ予報であったにもかかわらず7合目以降は

ガスで展望がありませんでした。9合目からの御鉢巡りは突風で飛ばされないように防風姿勢をとりながら歩きました。

岩手山山頂
八甲田山毛無岱の草紅葉

背振山系 : 女岳~浮嶽 周回

期  日  2022年9月12日(月) 曇のち晴 参加者  3 名

■コースタイム         

【往 路】 JR博多駅前 発 7:00→ 都市高速 → 一般道 → 木の香ランド駐車場 着8:10

木の香ランド駐車場 発8:20~舗装道~女岳分岐(つばき橋)8:30~林道交差8:45~縦走路合流9:10~女岳9:25/30~荒谷峠10:00~舗装道~浮嶽登山道合流10:25~東登山口分岐10:45~浮嶽(昼食)11:05/30~東登山口分岐11:45~舗装道合流12:00~舗装道~荒谷峠12:15~舗装道~林道・山道分岐12:25~車道交差12:45~木の香ランド駐車場 着13:00

【復 路】 木の香ランド駐車場 発13:10 → まむしの湯(入浴)13:30/14:25 → 一般道 → 都市高速~JR博多駅前 発 15:15 着

■正味歩行時間(休憩含まない)     4時間40分

■行動時間(休憩含む全行動時間)   3時間50分

■距離  8.1 km   

■累計標高差  ±650m      

何時もの仲間からのリクエストに答え、真夏日のこの日、女岳・浮嶽山行を実施した。朝方は曇っていたが林道交差から山道に入るころには日差しが強くなり、合わせて無風状態の中、急登にアタックする。背振山系縦走路合流地点までで汗が噴き出した。女岳山頂は樹木の間から玄界灘方面が少し見えたが、展望は良くない。荒谷峠への急坂では落ち葉で滑りやすく、ゆっくり下る。荒谷峠から直ぐのところに浮嶽登山口の標識があったが踏み跡が少なく、ブッシュ気味だったので、舗装道を20分ばかり登った所から山道に入る。ここからは女岳・浮嶽の三角錐の山容が一望できる。浮嶽の登山道は女岳より急登で下着まで汗びっしょりとなった。山頂からの展望は少なく期待外れだった。復路計画では当初、荒谷峠から女岳を登り返す予定だったが、余力は全くなく、峠から舗装道~林道(山道)を経由して下山することにした。舗装道/林道分岐地点では、玄界灘・姫島・糸島半島を一望できるご褒美が待っていた。登山道脇では「ススキ・ハギ・オミナエシ・フジバカマ」など、秋の七草をはじめ「ツリフネソウ・アキノゲシ・ヤマホトトギス・ゲンノショウコ」などの草花が楽しめた。 今回、下山コースに女岳の登り返しを選ばなくて良かった。「無理は禁物!!」と話し合った。

大崩山塊前衛 比叡山・行縢山(雄岳)1泊2日

日  時 :   2022年8月27日(土)~8月28日(日)

山  域 :   大崩山塊前衛 比叡山・行縢山(雄岳) 宮崎県延岡市

コース :    1日目  基山PA 集合→比叡山→(車移動)→むかばき少年自然の家(テント泊)

2日目  少年自然の家→行縢山→基山PA

参加者 :   6 名

コロナ明けで山に登る。はたして体力は大丈夫だろうか?なかなか体力が回復せず、みなさんに迷惑をかけたら申し訳ない。参加してもいいのだろうか…悩む。登山計画書を見ると、テント泊ではあるが思い荷物を持って縦走するわけではない。初日、比叡山に登り、下山後、車で少年自然の家に行ってテント泊、二日目に行縢山に登る計画だ。行程を見てもそう長い間歩くわけではない。頑張れば行けるはず…。とりあえず、ほぼ2週間自宅から出ておらず、すごくとても外に出たい。まして登ったことのない山ならなおさらだ。自炊も疲れたし外食したい。とくに生野菜が食べたいのだ。

一日目、比叡山は登山学校のクライミングで登って以来。クライミング時の下山道を登り頂上へ到達。さらにカランコロン岩まで向かう。カランコロン岩は割れ目に小石を投げると「カランコロン」と音が反響して落ちていく岩だ。一緒に落ちないように気を付けたい。

休憩時におにぎりをいだだいた。「うう、…うまい。」久々に他人が作った料理を食べて嬉しくなる。何とか岩に到着できた!頂上と違って見晴らしもいい。年の数だけ石を入れようと周りを探したが石はほとんどなく、途中で拾って正解だった。

下山後、少年自然の家でテント泊。テントサイトはゴミもなく、炊事場、トイレもきれいで、すぐ横に行縢山がある。迫力あるなあ。お楽しみの夕食はKさんが担当とのことだった。食担というらしい。テーブルにはいろいろな料理が並ぶ。こじゃれた居酒屋だ。

二日目、行縢山に向かう。途中の吊り橋から高く大きな滝を見る。高さ70mもある行縢の滝。あの滝の上にある沢を渡渉するのだ。興奮する。植林が少なく緑が美しい。歩きやすくいい山だ。昨日はきつかったが今日はそうでもない。昨日今日と日帰りの荷物だったが、ストックを使うと楽でよかった。これまでストックは縦走泊などの重い荷物の時にしか使っていなかったが、体力のない体にはとてもいい。

今回、体力のなかった私に、皆さん、だいぶ気を使ってくださった。いい山、おいしい食事、やさしいお言葉。「山はいいな」と思った山行であった。

本当に登山?
行縢の滝

雷山川源流 沢登り

【山  域】             脊振山系 福岡県糸島市・佐賀県佐賀市富士町

【実施日】            令和4年7月10日(日)

【メンバー】           2名

歩行距離 7.5km   行動時間 4:44   累計標高差 +1007 -1006

雷山 955.3

【コースタイム】

雷山観音前登山口8:40~①林道出合8:55~②林道出合9:03~清賀の滝9:07/10~雷山川源流10:36/11:25~縦走路出合11:49~雷山12:08/16~上宮分岐12:23~登山道出合12:47~清賀の滝13:00~②林道出合13:04~①林道出合13:10~駐車場13:24

【感  想】

清賀の滝から雷山川源流まで沢の中を歩き、雷山まで登って来ました。

登山口でチェストハーネスを作り、清賀の滝上部から沢に入りました。沢の水嵩は膝下位なのですが、時折滝の様な場所が数ヶ所ありました。岩壁に手や足を掛ける所があまり無い所もあったり、滑りやすかったりで、登るのに苦労しました。1箇所難しい所があり、リーダーにロープで確保してもらいながら、なんとか上がる事が出来ました。

上流に行くと葉ワサビが生えた場所が所々あり、源流付近は群生していました。茎を食べてみると本当にワサビの様な辛味がありました。昼食は源流近くで水を汲み、素麺を作って食べました。水は軟らかく癖の無い味でした。源流からは先は急なザレ場でずるずると足元を取られ、ザレ場が終わると熊笹の茂みがあり、踏み跡が有ったり無かったりするなか縦走路まで藪漕ぎしました。雷山山頂からは三瀬方面を見る事が出来ました。

下山は雷神社上宮に行く途中の祠の分岐からテープを頼りに歩きました。急なうえに滑りやすい葉が積もっていて下り難かったです。途中テープを見失い迷いましたが、なんとか登山口まで戻って来ました。 沢歩きで涼しく、源流の水や葉ワサビも楽しめて充実した山行でした。

ルート図

春の交流BBQ登山in金立山

日  時  2022年4月17日(日曜日)

場  所  金立山(佐賀)・金立キャンプ場常設BBQ場

バス 老司→大橋→天神→藤崎→姪浜→野方を廻り参加者をピックアップしてキャンプ場へ

参加者   28名

 山菜狩り・バーベキューに自然保護部として初めて参加しました。 雨天時にも対応でき、担当者に負担がかからず楽しめるようにとの場所選びの下見、食材の準備等、自然保護部を中心にみんなで手分けして行われました。  

当日は、皆さんが金立山に登っている間に、自然保護部でバーベキューの準備をしました。お天気に恵まれ、会員の皆さんが取ってこられたタケノコ料理や皆さん差し入れの、いろんなアルコールで盛り上がり、楽しいバーベキューでした。ワサビ漬け・コシアブラもとても美味しかったです。

楽しい時間もあっという間に過ぎ、片付けとなりましたが、皆さんの手際の良さに驚きました。皆さん自らそれぞれに動き始められ、見る見るうちに片付けが終わってしまいました。準備・片付など、想山会の皆さんの行動力に驚いた一日でした。

正現神社から佐賀平野
金立公園でバーベキューを楽しむ参加者

金山マイナールート(前山・金山・美紀尾根)

期  日   2022年1月22日(土)

参加者    計 14名

【コメント】 8時千石荘からの登山口を出発。20分ほどで坊主が滝から登ってきた道と合流。ここから前山まで急登の尾根が続く。以前は藪だったが、誰かが藪払いをしてくれているので歩きやすい。尾根の途中辺りから雪交じりになってきて登りにくい。50分ほどで前山に着く。訪れる人も少ない静かな山頂だ。せっかく登ってきたが、一旦、大鵬沢分岐まで沢道を下る。ここもほとんど人が通らないが、美しい沢で私は気に入っている。20分ほどで大鵬沢分岐に出る。ここから大鵬沢沿いに、二つの山の神様を経由して登る。沢沿いは雪が吹き溜まっていて10~15㎝位の積雪。動物の足跡しかない雪面をザクザクと登っていく。最後の急登は枝を掴みながら必死に登る。一般道に合流すると踏み固められてツルツルに凍っているところもあるので、アイゼンを装着。歩きにくいが安心感は抜群。11:30、金山山頂に到着。昼食をとる。12:00過ぎ、脊振方向に向かって歩き出す。2つ目の尾根から左に折れ、美紀尾根を下る。結構急斜面なので気を付けながら下降。雪面なのでかえって下りやすいところもあった。皆さん慎重に下る。13:40ごろ千石荘から登ってきた一般道に合流。後はのんびり登山口まで下り、14:25ごろ登山口到着。雪の金山、久しぶりで楽しかった。

前山山頂
美紀尾根(急坂)

新年登山 “井原山水無集落跡地を巡る”コース

期  日   2022年01月16日(日) 小雨のち曇

【参加者 ・ コースデータなど】  

  • 「シシ鍋係」    2名
  •  ①コース 

   参加者   4名

   コースタイム等  野河内渓谷駐車場7:55発~鉄塔尾根8:08~稜線~水無第二鍾乳洞10:14~水無集落跡地10:34~野河内渓谷駐車場11:20 着

  •  ②コース  

参加者   14名

コースタイム等  野河内渓谷駐車場8:00~稜線合流9:08~川原山10:10~水無集落跡10:5~野河内渓谷駐車場11:30着    距離≒9.2km、 累計標高差≒650m

③ コース  

   参加者   4名

   コースタイム等  野河内渓谷駐車場 8:44発~野河内林道~室見川橋分岐~旧道及び散策路

              ~旧水無村集落跡地~野河内渓谷駐車場 11:27着    距離≒6.6km

④ コース  “コンパスによる読図山行” 

   参加者   2名

   コースタイム等  野河内渓谷駐車場8:00発~飯場山10:30~川原山11:00~水無集落跡地 11:45野河内渓谷駐車場12:30 着

【コメント&感想  ①コース】 

 久しぶりの山登りは雨の中の出発となりました。このコースは初めて登りましたが、前半は結構な急登でしたので結構きつかったです。雨の中の山行で寒かったため、途中の水無集落跡地もすべてスルーし下山しました。下山後の冷えた体に暖かいイノシシ汁が、とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

【コメント&感想  ②コース】  

 雨の山行。気持ちが沈むがイノシシ汁を楽しみに登る。前夜の雨で道がぬかるみ、滑りやすいところもあったが みなさん(特に女子!)元気におしゃべりをしながら完歩。おいしいイノシシ汁と焼き芋をいただき今年もたくさん楽しく山に登れそうな予感がした。事故のない一年にしたい。

【コメント&感想  ③コース】 

足に自信がなかったのと水無集落跡地に興味があったので、このコースをえらびました。水無集落旧登山道は「背振山、2万5千の地図」で、野河内渓谷の水無鍾乳洞近くの川に沿った点線の道の部分です。

「室見川橋」の手前で右に折れる道に、新しい案内板ができていました。「水無集落旧登山道整備プロジェクト」で作られたものです。このプロジェクトにずっと関わっていたリーダーの話は、ものすごく詳しく、感心しました。住居跡地はきれいに片付けられていました。雷山小6年の鍛錬遠足で水無鍾乳洞へ来た62年前は、茅葺屋根の家があり、小川を挟んで田んぼが広がっていたという光景を今も鮮明に覚えている人の話が載った糸島新聞を見せてもらいました。住居跡地は「のづら積」という石垣の上にあり、小川に下りる途中の、ちょっとした平地の大きな木の根元には、農業用の石油発動機が、田んぼが広がっていたという草地にある大きなグミの木の下には、耕運機の残がいがありました。どちらも昭和を感じるものです。私も糸島新聞の記事の人と一緒くらいの歳で、タッタッタと力強い音を立てて脱穀機のベルトを回している農業用発動機のことは、よく覚えています。余談ですが、くまさん「篠原勝之」の「骨風」という短編小説集にこの発動機の話があります。

リーダーから住居跡地のもみじの紅葉や色々の草花、山梨やグミなど実のなる木の話を聞き、別の季節にも行ってみたいと思いました。

帰りは周回コースで、現在のルートに合流して 「室見川橋」の方へ下りました。途中、最近の豪雨で道が十数メートルにわたって崩落している所がありました。ガードレールが支柱を何本もつけたまま空中に浮いている様はすごいものです。出来て数十年の現在のルートは被害が深刻なのに、旧登山道はほとんど無被害でした。

最後に水無集落旧登山道を整備された方々や新年登山を企画し、イノシシ汁や焼き芋などをお世話してくださった皆様、ありがとうございました。

【コメント&感想  ③コース】

当日はあいにくの小雨でしたので、登山は中止で鍋だけかと、不埒な考えが頭をよぎりましたが、駐車場についてみると先発隊は既に出発していました。早速、我々も雨に備えてカッパを着こんで、リーダーを先頭にいざ出発。リーダーは、何度も熱心に整備のボランティア活動に励まれただけあって、詳しい説明をしてくださいました。ボランティアの皆さんで、道や小川の整備をされたことや、手作りの道標をみんなで立てたこと。水無には昔、村があったことや最後の村民だった80歳を超えるおばあさんの生活のこと、また道中に置かれていた昭和30年代の発動機のこと、倒れた石碑の「猿」の字が「けものへん」ではなく「てへん」になっていること、そして木々のこと等々、素晴らしいガイド登山でした。特におばあさんが一人、小さな穴の中で暮していた事実は衝撃的でした。

ルート上には、ボランティアの皆さまのお陰で広場のように整備された場所がありました。これは春や秋にお花見やバーベキューを企画した登山が催せるのではないかと思いました。リーダーのお陰で情報がてんこ盛りの楽しい山行でした。

下山後は、出来立てで、とてもおいしい猪鍋とお手製の焼き芋が、おなかを満たし、冷えた体を暖めてくれました。食事を担当していただきました方々、本当にありがとうございました。新年早々、いいことずくめの山行でした。

【コメント&感想  ④コース】  

 リーダーからコンパスと地図の読み方を習いながら登る。最初は藪漕ぎ。なんとリーダーはマイ鉈で倒木の枝を掃いながら、獣道を登っていく。たくましい!ようやく尾根に出て、コンパスを片手に「いまどこにいるのかな?」と予測しながら歩くのは楽しかった。リーダーのコンパスの読み方は、①コンパスを地図の磁北線沿いにあて、②コンパスの赤矢印をN極に合わせるという手間を省くことができる。マイナールートには有効なやり方だ。渓流沿いに集合場所へ向かっていると、お腹がグウグウとなり、「早く暖かいイノシシ汁を食べたいな」と思った一日であった。

水無集落跡地
下山後渓谷駐車場横でシシ鍋