野河内渓谷 “キツネノカミソリ観賞 + ソーメン”

実施日 令和6年7月25日(木) 晴

参加者 11 名                 

【コメント】

井原山の登山口からの“キツネノカミソリ鑑賞”に出かけた。9時30分に野河内駐車場に集合した。今回は、キツネノカミソリがメインで山には登らなかった。野河内の駐車場は平日にも関わらず満杯だった。

 林道を上がり水無集落跡に着いて休憩した時には、体中が汗まみれになっていた。キツネノカミソリが満開で、集落跡にも結構咲いている。 水無駐車場は瑞梅寺側からの道路ががけ崩れのため、通行止めになっているせいで車が全く停まっていない。登山道の両脇にはキツネノカミソリが咲き乱れ、この時期しか見られない醍醐味がある。昼食場所の湧き水のところには、11時15分に着いたが、すでに井原山に登ったA氏が着いていた。 ソーメンをゆでたが、20束には鍋が小さすぎた。何とか茹で上げ食事となった。薬味はネギ、しょうが、みょうが、大葉、と冷凍していたコシアブラで堪能した。食後、帰宅組と少し上部のベンチまで組とに分かれ散会した。

県連主催「遭難追悼の日企画」

【実施日】  令和6年7月21日(日)

【参加者】  4 名

【サポート隊】4 名

  • 講習内容

座学 : ① ヤマップにできること

    道案内、捜索、救助活動を効率的に行える。 会員間での情報交換。

          ② ヤマップのインストールと会員登録

          ③ ヤマップで地図を見たり、活動を記録する

          ④ みまもり機 ・ こんにちは通信について

          ⑤ コンパスの使い方

実地 : ヤマップを使って現在地を知り、目指す方向を確定する

          ヤマップ、コンパス、紙の地図の併用

遭難追悼の日講習会(山アプリ)感想 

 「ヤマップの見守り機能」や「こんにちは通信機能」については知らなかったので、説明してもらってよかった。アプリと紙の地図とコンパスをうまく併用して利用することで、登山の安全がより確保できることが分かった。

【感 想】     
今宿野外センターで県連の講習会があり、山には登らなくてよかったので参加しました。コンパスの使い方

ヤマップの利用方法、又、これからはトイレの時は、100円ショップで売っているトイレ用袋を持参して、大小にかかわらず、家に持ち帰って処理しましょうとの事でした。

【感 想】        

山アプリの講習会、興味が会っての初めての参加でした。知っているつもりのヤマップにたくさんの発見が有り嬉しかったです^ ^ コンパスの使い方についての講習。私は初めてでビックリ!スマホが使えない時の力になる事を学習しましたが……忘れそう💦 講師の方、スタッフの方々に感謝です。

【サポート隊 の感想】     

完璧ではないとはいえ、コンパス・地形図を使用した読図の勉強を重ねてきた私にとって、読図自体が山に入る楽しみの一つでもあります。しかし、今回の講習に参加したことで、山での遭難の確率を少しでも減らすためにYAMAPなどのアプリを併用できる技術もまた、読図と同様に重要なのだなと知 りました。これまでYAMAPは山行中なんとなく起動はしていたものの、単なるGPSアプリではない安全に配慮した機能がこんなに色々あるとは知りませんでした。GPSに頼りすぎることは危険な面もあると思いますが、安全のために新しいものを学び、取り入れることは非常に有意義です。自分でそのような気付きを得ることは難しいので、今回の講習に参加してよかったと思います。 「遭難追想の日」の講習は毎年開催されており、私も何年か受講しています。福岡県下で重大事故が続いたときの実際を今、知ることはできませんが、悲しい歴史を振り返り、今後の安全の糧にする1日は、自分のなかで大切にしていこうと思います。

屋外講習
講習会の様子

車谷~椎原峠(オニコナスビとキツネノカミソリ観賞)

【実施日】  令和6年7月20日(土)

【メンバー】 14 名

【コースタイム】 8:00車谷登山口→10:10矢筈峠→10:40縦走路途中で昼食(30分)→12:08椎原峠→13:10車谷登山口

8:00には車谷に14人が全員集合。今日は猛暑日になるとの予報。休憩をたくさん取りながらゆっくり進む。いきなり、笹原を泳ぐように進む。足元が見えない。5分も進むと登山道がやっと見えてきた。一度林道に出て左折し、すぐまた登山道に入る。沢沿いは風が少し吹き、疲れを取り除いてくれる。クーラーの風とは違う心地よさだ。峠まであと10分というところ辺りに「オニコナスビ」は咲いていた。かわいい花だ。オニコナスビを初めて観たという方もいた。いい時期の来ることができて本当の良かった。「キツネノカミソリ」は、車谷の中間より上辺りにわずかに咲いていただけだった。オニコナスビの咲く辺りにも以前はさいていたが、大雨で削られ無残にも球根が露出している状態だった。

 矢筈峠に出たら後は下るばかりだ。縦走路途中の見晴らしのいい広場で昼食をゆっくり取り、椎原峠から下る  蒸し暑い中だったが、さすが想山会の皆さん。元気に歩きとおした。

車谷~椎原峠  ルート図
色鮮やかな ヤマアジサイ

開聞岳 しまやま100選  ちりりん島 (バスハイク)

期  日 6月22日(土)~23日(日) 

参加者 20 名

【コースタイム】 

「6月22日(土)」 福岡市役所 中央公園側 7:00 → 指宿 12:30 → 魚見岳 登山口  竹林ケ島(砂洲往復) 14:00/14:30 ~魚見岳 バスで山頂へ  15:00/15:30 ~宿 16:00

「6月23日(日)」 知覧平和祈念館 11:20/12:40 → 蕎麦屋(昼食) → 13:00/13:40 → 福岡市役所 18:00

【感想文】          

1週間ほど前からおそらく雨天であることは予想していましたが、当日早朝はまだ曇りでした。市役所前に7:00に集合して出発しましたが天候は一向に改善されず途中、事故渋滞もあり「道の駅」で昼食後、指宿に12:30ごろ到着しました。

早速、魚見岳に向かいましたがやはり天気の好転はなく、とりあえず砂洲でつながった「知林ヶ島」へ行きました。途中で役場の担当の方に島へは行けるが、散策路崩壊のため“上陸はしないよう”指示されて島まで

砂洲を歩いてUターンして、往復1時間を過ごしました。

次に魚見岳ヘ向かいましたが、頂上まで舗装道路があり、ところどころ法面が先日来の雨で崩壊していたので頂上までバスのお世話になりました。そこで知林ヶ島の眺望を楽しみ宿へ向かいました。あとはお定まりの食事・宴会でした。

翌日は前日よりさらに条件が悪く、開聞岳登山は諦めて「知覧平和祈念館」へ行き一泣きした後、不謹慎ながら近くの蕎麦屋で蕎麦を食べて帰路に着きました。

竹林ケ島まで砂洲を歩く
砂洲と竹林ケ島

平治岳 ”ミヤマキリシマ観賞” (シニア山行)

期  日 2024年6月8日(土) 

参加者 16 名 

【コースタイム】 

吉部キャンプ場9:00~吉部登山口9:15~大船林道合流点9:50~北尾根分岐10:00 ~大船林道終点10:17~大戸越11:46昼食~平治岳頂上12:51~大戸越13:32オオヤマレンゲを見る~大船林道終点と

合流15:06~大船林道分岐15:38~吉部登山口16:18~吉部キャンプ場16:23着 

行動時間 休憩含み 7:10 余

【コメント】 

今回のシニア山行は平治岳登山とBBQの組み合わせだったのですが、雨の予報でBBQは中止となり

登山のみとなりましたが、空を見ながらの山行となりました。ミヤマキリシマもギリギリ間に合ったという感じでした。白いミヤマキリシマ、オオヤマレンゲも観ることができ花の山散策となりました。天気は途中、パラパラという状況があったのですが、なんとか最後まで持ってくれました。 

【感 想】 
平治岳への登山は初めて行く道でした。緑がきれいで、水の流れる音に心が癒されました。個人の反省点は、寒くて汗冷えもあり、レインウェアを着てもじっとしていると辛かった事です。予備の備ええが不十分でした。衣服選びに迷う時、前回の写真を見て参考にするとアドバイスを頂きました。下山の時、皆さんとのおしゃべりとても楽しかったです。想山会に入れた事に感謝して、皆さんとの出会いを大切にしていきたいと思います。 

大戸越までの樹林帯
オオヤマレンゲ

台湾最高峰 玉山(新高山)

【山  域】  中華民国台湾省嘉義縣阿里山郷・南投縣信義郷 玉山山脈

【実施日】  令和6年5月31日(金)~6月5日(水)

【メンバー】  5 名

総歩行距離 22.5km   総行動時間12:42  総累計標高差 +2135  -2139

①玉山登山口2610 ②孟禄亭2790 ③前峰登山口2820 ④白木林観景臺3030

⑤大峭壁3210 ⑥排雲山荘3402 ⑦玉山主峰3952

5月31日(金)

福岡空港10:25発、台北桃園空港11:55着(台北泊) (阿部のみ前日入り)

6月01日(土)

台北よりレンタカーにて9:00出発、阿里山16:00着(民宿泊)

6月02日(日)

歩行距離 8.4km   行動時間 5:48

塔塔加駐車場6:04~排雲登山服務中心6:11/45~玉山登山口6:55/59~孟禄亭7:50~前峰登山口8:36~白木林観景臺10:10/19~大峭壁11:37~排雲山荘12:47(泊)

6月03日(月)

歩行距離 11.5km   行動時間 6:54

排雲山荘5:15~玉山主峰6:52/53~排雲山荘7:45/8:25~大峭壁9:06~白木林観景臺9:50/10:10~

前峰登山口11:00~孟禄亭11:30~玉山登山口12:09/45~塔塔加駐車場12:55

(悪天候のため、山荘⇔玉山主峰はCLのみ) レンタカーにて台北17:30着(台北泊)

6月04日(火)

観光:国立故宮博物院、中世記念堂衛兵交代式 居酒屋:阿才的店 にて打上げ(台北泊)

6月05日(水)

台北桃園空港6:45発、福岡空港10:05着

【感 想】

 日米開戦を告げる日本海軍の暗号電「ニイタカヤマノボレ」で有名な台湾最高峰の玉山 Yushan(ユイシャン)に山岳会のメンバー5名で登ってきました!

 玉山は日本統治時代には、富士山の標高3,776mよりも高い「新しい日本最高峰」の意味で、明治天皇により新高山と名づけられ、台湾領有期には日本一標高の高い山として知られ、大日本帝国の学校でも「日本一の山」として教えられていたそうです。

 九州とほぼ同じ面積の台湾ではありますが3000mを超える山は268座あり、富士山より高い山は7座あります。登山道はよく整備されており山頂直下の岩場以外は特別危険な箇所はなく高度順応さえできれば普通に登頂できます。むしろ富士山の方が、ガレ場があって登りにくいかもしれません。

  玉山登山は当初8月に計画していましたが、台風を避けるためとニイタカシャクナゲの鑑賞のため6月初めに変更しました。しかしながら台湾到着日に南シナ海に台風2号が発生してしまい直撃することはなかったものの梅雨前線を刺激して雨模様となってしまいました。

 小雨交じりのなか登山を開始するも、途中から土砂降りに見舞われ全員びしょ濡れになって山荘に到着。夜になると豪雨注意報が発令されてしまいました。夜中は暴風雨となりご来光は諦め、私だけ雨脚が弱まるのを待っての行動に変更しました(他のメンバーは山荘で出会ったガイドの「8号5尺の山小屋まで来れば登頂したものと見なされる」との甘言を素直に聞き入れて主峰登頂を断念)。

 するとなんということでしょう!朝5時頃から奇跡的に雨が止みました!霧のなかいつまた雨が降り出すとも限りませんのでコースタイム往復4:00のところ速足で2:30にて山頂を踏んで山荘まで戻ってきました。標高3700m辺りからニイタカシャクナゲやエーデルワイスに似た玉山薄雪草が咲き誇っており山頂に登った者だけのご褒美も戴けました。

 山荘にてBranchという名の春雨麺の朝食を戴いた後、また小雨が降り初めた中、早々に皆で足元に気を付けながら下山しました(ここではDiner 17:00~19:00、Breakfast 01:30~02:30、Branch 07:30~10:30と呼びます)。

 玉山に登る前に①政府への入園申請・排雲山荘の宿泊予約と②管轄の国家公園署入山申請③排雲山荘の食事・寝袋予約が必要になります。特に排雲山荘の予約は1日あたり116名に制限されており1ヵ月前に抽選です。このうち外国人枠として金曜・土曜日以外に4ヵ月前に24名だけ先着予約ができます。木曜と日曜日の外国人枠が熾烈な競争になります(私は予約開始日本時間8:00丁度にデータを送信しましたが、3番目で最後の枠をぎりぎりゲットできました。危なかった~~。 『テクニックとしては予め全員の情報とパスポートのコピーのPDFをダミーの日程でデータをSaveしておいて予約可能日に日程のみ変更して送信する』)。予約のHPには中国語以外にも英語・日本語もあるのですが、微妙な日本語訳となっており英語版の方がむしろ分かりやすかったです。これらの事前準備ができれば、もう登頂できたも同然です。

 今回メンバー5名が同室の宿を手配していたので毎日合宿のようで楽しく、登山だけでなくグルメツアーの

ようでした。

玉山 (新高山) ルート図
玉山 主峰

九重山群 立中山 ”マンサク観賞”

期  日  2024年3月3日(日)

参加者 15 名

【コースタイム】

基山 7:00~日田インター~沢水駐車場 着 9:20出発9:30→朽綱分れ9:50→鍋割峠10:50→佐渡窪10:05→鉾立峠11:45→立中山12:00→ 鉾立峠(昼食)12:50出発→マンサク鑑賞13:30→駐車場着15:00

竹田長湯の籾山神社の〔福寿草〕〔ユキワリイチゲ’〕〔大ケヤキ樹齢1000年〕を観賞!  ここで解散!

【感 想 】 

佐渡窪のマンサクは去年見に行って、間近に見える所を知っていたので、仲間に案内できて良かったです。立中山では、大船山や白口岳の雪化粧した姿や樹氷を見ることもできました。下山後に籾山神社に立ち寄って、福寿草やユキワリイチゲの可愛い花も見ることができました。歩きながら山旅談義にも花を咲かせて楽しい一日を過ごすことができました。

とても充実した1日となりました。 樹氷、雪を被った山、マンサク、思いもかけず、福寿草、ユキワリイチゲなど。 皆さんありがとうございました。 お疲れ様でした 立中山から見た久住の山々、素晴らしい景色でした! マンサク、福寿草、ユキワリイチゲ等、春咲く花を見れて楽しかったです、有難うございました。

長崎県 八郎岳 ”水仙観賞”

期  日  2024年2月10日(土)

参加者  18 名

【コースタイム】

天神日銀前7:00 → 平山バス停9:40~八郎岳11:10~小八郎岳11:36昼食~千々峠12:35~平山バス停13:40 → 武雄温泉 →天神日銀前   休憩を含んで4時間 

【コメント、感想】

今回の八郎岳、小八郎岳周回の山行は登山後に野母崎の水仙を見に行くという計画でしたが、

“1月25日頃で適期を過ぎています”と観光協会の回答でしたので、武雄温泉へと変更しました。 八郎岳は保育園児も登れる山とのことでしたが、保育園児の方が私達より強いのです。途中には手作りのユニークな案内板が登山者を和ませてくれます。

   八郎岳頂上は風が強くて長くはとどまれませんでした。何度か八郎岳には登ったという人も記憶が曖昧でしたが、千々峠のわらびの群生地を見ますと記憶が甦ってきました。ここでわらびを採ったこと。 全行程4時間と適度な山行でした。天気が良ければ海のきらめきが見えたでしょうが……。

九重山/馬酔木小屋

山  域 : 九重山系 大船山 

日  時 : 1月27日(土)~28日(日) 

参加者 : 6 名

【コースタイム 等】

1/27  吉部12:30〜馬酔木小屋15:00

1/28  馬酔木小屋7:00~大船山9:30〜吉部14:00

【コメント】 

 今年で6年連続の 「馬酔木小屋」 泊の 「くじゅう山行」でした。(コロナ下でも中止なし)昨年までは、「新つくし山岳会」の管理小屋としての利用でしたが、昨年4月から 「法華院山荘管理・経営」の営業小屋となり、内装・設備が整い、綺麗な小屋に生まれ変わっていました。(但し、全くオープンとはせず、利用者は限定するとの事です)

【感想文】 

1月27日(土)  吉部から大船林道をへて馬酔木小屋に!小屋は建変わり立派な小屋でした。夜は寄せ鍋を囲んで楽しいひと時でした。

1月28日(日)  7時過ぎに出発 思ったより雪も多く、風も強かったけど山頂に着きました。やったー!!

帰りは 「暮雨の滝」 の方に急登を下り、緊張した。 馬酔木小屋泊、雪の 「大船山」 初体験で山行の幅も広がりました。ありがとうございました。

大船山 山頂にて

京都トレイル(最終回)

【実施日】 1月27日(土)~29日(月)

【場  所】 二ノ瀬~嵐山

【参加者】 10 名

【感想・コメント】  

今回が京都トレイルの最終回。

前の週、寒波が来たので雪や凍結を心配しましたが、初日の向山付近に少しの雪が残っていただけで快晴とまではいかなかったですが、登山中は雨にも合わず風もなく、天候に恵まれた三日間でした。

「東海自然歩道」を何回か通ったのですが、アスファルト道の急登のヘアピンカーブみたいな箇所も有り、ここは辛かったです。しかし、皆さん健脚でスピードも落ちずに歩かれるので弱音もはけず頑張りました。

三日目、京都トレイルの最後の山「松尾山」で、みんなで万歳をして喜びを分かち合いました。二日目の 下山後の「嵯峨二尊院」、三日目は「天龍寺」、歩いてみたかった「竹林の小径」も行けて、登山だけではなく今回も京都観光も楽しめて充実した三日間でした。

竹林の小径