坊がつるテント泊 “大船山 朝駆け”(初級)

山  域 : 九重山系 坊がづる・大船山

実施日 : 令和6年7月27日(土)~7月28日(日)

メンバー : 8 名

1日目 : 長者原自然保護センター駐車場集合(12:00)~雨が池(14:00)~坊がつる(法華院山荘横テント場)着(15:00)→テント泊

距離 :  5.3km

2日目 : テント場出発(2:50)~避難小屋(4:40)~大船山山頂で日の出を見る(5:00~5:40)~避難小屋でコーヒータイム(5:40~6:30)~テント場着(8:00)。テント撤収後出発(9:00)~雨が池(10:00)~長者原着(11:35)         距離 :  11.5km

【コメント・感想】                

週末は子供の野球の手伝いに行っており、ほとんど山に行っていなかったが、九重に登らない?と誘われた。7月は暑くて登れるものかなと思っていたら、早朝に朝駆けするという。例会の報告でHさんが九重を朝駆けしており、その写真がとてもきれいだった。私もあんな景色を見てみたい!送ってきた計画書を見るとKさんが食事担当との記載がある。これで最高の山行が約束されたようなもの。自然とにやけてしまう。メンバーにはTさんもおり、復帰できたのかと嬉しくなる。     

1日目は坊がつるにテント泊だけなのでゆっくりと登って行く。

私はあまり水を飲まないし汗もかかないほうだが、それでも玉のような汗が噴き出してくる。しかし、暑い!坊がつるに着き、法華院山荘横のテン場にテントを張った後、自炊場にてお待ちかねの夕食タイム。Kさんの作る夕食は野菜が多く、私の好みにストライク!とくに冷凍したオクラに、同じく冷凍したすった長芋を解凍しながら、めんつゆをかけて食べる。お浸しは火照った体に浸み込むような味であるし、鶏ひき肉と茄子の味噌炒めを生ピーマンに乗せて食べるレシピは、油っぽくなく食べやすかった。相変わらずKさんの後ろには後光が差している。

2日目は1時半に起床し3時前に出発。ヘッドランプで足元を照らしながら森の中を抜けて、大船山の山頂に向かう。北アルプスなどに行くと、本州の人は九州で九重に登ったことがある、もしくは登ってみたいという人が多い。九重は火山を感じることができる星生山や岩だらけの久住山、紅葉がきれいな三俣山や大船山、ミヤマキリシマの咲く平治岳とバラエティに富んでおり、しかもコンパクトにまとまっていることが魅力なのだろう。やがて山頂に到着。由布岳、脊梁、阿蘇と一望に望むことができ、きれいな光景が広がっていた。来てよかった!朝日に向かってお祈りをする。「日本選手団がメダルをたくさん取れますように…」

大船山 山頂からの 朝明けをバックに!!

野河内渓谷 “キツネノカミソリ観賞 + ソーメン”

実施日 令和6年7月25日(木) 晴

参加者 11 名                 

【コメント】

井原山の登山口からの“キツネノカミソリ鑑賞”に出かけた。9時30分に野河内駐車場に集合した。今回は、キツネノカミソリがメインで山には登らなかった。野河内の駐車場は平日にも関わらず満杯だった。

 林道を上がり水無集落跡に着いて休憩した時には、体中が汗まみれになっていた。キツネノカミソリが満開で、集落跡にも結構咲いている。 水無駐車場は瑞梅寺側からの道路ががけ崩れのため、通行止めになっているせいで車が全く停まっていない。登山道の両脇にはキツネノカミソリが咲き乱れ、この時期しか見られない醍醐味がある。昼食場所の湧き水のところには、11時15分に着いたが、すでに井原山に登ったA氏が着いていた。 ソーメンをゆでたが、20束には鍋が小さすぎた。何とか茹で上げ食事となった。薬味はネギ、しょうが、みょうが、大葉、と冷凍していたコシアブラで堪能した。食後、帰宅組と少し上部のベンチまで組とに分かれ散会した。

車谷~椎原峠(オニコナスビとキツネノカミソリ観賞)

【実施日】  令和6年7月20日(土)

【メンバー】 14 名

【コースタイム】 8:00車谷登山口→10:10矢筈峠→10:40縦走路途中で昼食(30分)→12:08椎原峠→13:10車谷登山口

8:00には車谷に14人が全員集合。今日は猛暑日になるとの予報。休憩をたくさん取りながらゆっくり進む。いきなり、笹原を泳ぐように進む。足元が見えない。5分も進むと登山道がやっと見えてきた。一度林道に出て左折し、すぐまた登山道に入る。沢沿いは風が少し吹き、疲れを取り除いてくれる。クーラーの風とは違う心地よさだ。峠まであと10分というところ辺りに「オニコナスビ」は咲いていた。かわいい花だ。オニコナスビを初めて観たという方もいた。いい時期の来ることができて本当の良かった。「キツネノカミソリ」は、車谷の中間より上辺りにわずかに咲いていただけだった。オニコナスビの咲く辺りにも以前はさいていたが、大雨で削られ無残にも球根が露出している状態だった。

 矢筈峠に出たら後は下るばかりだ。縦走路途中の見晴らしのいい広場で昼食をゆっくり取り、椎原峠から下る  蒸し暑い中だったが、さすが想山会の皆さん。元気に歩きとおした。

車谷~椎原峠  ルート図
色鮮やかな ヤマアジサイ

台湾最高峰 玉山(新高山)

【山  域】  中華民国台湾省嘉義縣阿里山郷・南投縣信義郷 玉山山脈

【実施日】  令和6年5月31日(金)~6月5日(水)

【メンバー】  5 名

総歩行距離 22.5km   総行動時間12:42  総累計標高差 +2135  -2139

①玉山登山口2610 ②孟禄亭2790 ③前峰登山口2820 ④白木林観景臺3030

⑤大峭壁3210 ⑥排雲山荘3402 ⑦玉山主峰3952

5月31日(金)

福岡空港10:25発、台北桃園空港11:55着(台北泊) (阿部のみ前日入り)

6月01日(土)

台北よりレンタカーにて9:00出発、阿里山16:00着(民宿泊)

6月02日(日)

歩行距離 8.4km   行動時間 5:48

塔塔加駐車場6:04~排雲登山服務中心6:11/45~玉山登山口6:55/59~孟禄亭7:50~前峰登山口8:36~白木林観景臺10:10/19~大峭壁11:37~排雲山荘12:47(泊)

6月03日(月)

歩行距離 11.5km   行動時間 6:54

排雲山荘5:15~玉山主峰6:52/53~排雲山荘7:45/8:25~大峭壁9:06~白木林観景臺9:50/10:10~

前峰登山口11:00~孟禄亭11:30~玉山登山口12:09/45~塔塔加駐車場12:55

(悪天候のため、山荘⇔玉山主峰はCLのみ) レンタカーにて台北17:30着(台北泊)

6月04日(火)

観光:国立故宮博物院、中世記念堂衛兵交代式 居酒屋:阿才的店 にて打上げ(台北泊)

6月05日(水)

台北桃園空港6:45発、福岡空港10:05着

【感 想】

 日米開戦を告げる日本海軍の暗号電「ニイタカヤマノボレ」で有名な台湾最高峰の玉山 Yushan(ユイシャン)に山岳会のメンバー5名で登ってきました!

 玉山は日本統治時代には、富士山の標高3,776mよりも高い「新しい日本最高峰」の意味で、明治天皇により新高山と名づけられ、台湾領有期には日本一標高の高い山として知られ、大日本帝国の学校でも「日本一の山」として教えられていたそうです。

 九州とほぼ同じ面積の台湾ではありますが3000mを超える山は268座あり、富士山より高い山は7座あります。登山道はよく整備されており山頂直下の岩場以外は特別危険な箇所はなく高度順応さえできれば普通に登頂できます。むしろ富士山の方が、ガレ場があって登りにくいかもしれません。

  玉山登山は当初8月に計画していましたが、台風を避けるためとニイタカシャクナゲの鑑賞のため6月初めに変更しました。しかしながら台湾到着日に南シナ海に台風2号が発生してしまい直撃することはなかったものの梅雨前線を刺激して雨模様となってしまいました。

 小雨交じりのなか登山を開始するも、途中から土砂降りに見舞われ全員びしょ濡れになって山荘に到着。夜になると豪雨注意報が発令されてしまいました。夜中は暴風雨となりご来光は諦め、私だけ雨脚が弱まるのを待っての行動に変更しました(他のメンバーは山荘で出会ったガイドの「8号5尺の山小屋まで来れば登頂したものと見なされる」との甘言を素直に聞き入れて主峰登頂を断念)。

 するとなんということでしょう!朝5時頃から奇跡的に雨が止みました!霧のなかいつまた雨が降り出すとも限りませんのでコースタイム往復4:00のところ速足で2:30にて山頂を踏んで山荘まで戻ってきました。標高3700m辺りからニイタカシャクナゲやエーデルワイスに似た玉山薄雪草が咲き誇っており山頂に登った者だけのご褒美も戴けました。

 山荘にてBranchという名の春雨麺の朝食を戴いた後、また小雨が降り初めた中、早々に皆で足元に気を付けながら下山しました(ここではDiner 17:00~19:00、Breakfast 01:30~02:30、Branch 07:30~10:30と呼びます)。

 玉山に登る前に①政府への入園申請・排雲山荘の宿泊予約と②管轄の国家公園署入山申請③排雲山荘の食事・寝袋予約が必要になります。特に排雲山荘の予約は1日あたり116名に制限されており1ヵ月前に抽選です。このうち外国人枠として金曜・土曜日以外に4ヵ月前に24名だけ先着予約ができます。木曜と日曜日の外国人枠が熾烈な競争になります(私は予約開始日本時間8:00丁度にデータを送信しましたが、3番目で最後の枠をぎりぎりゲットできました。危なかった~~。 『テクニックとしては予め全員の情報とパスポートのコピーのPDFをダミーの日程でデータをSaveしておいて予約可能日に日程のみ変更して送信する』)。予約のHPには中国語以外にも英語・日本語もあるのですが、微妙な日本語訳となっており英語版の方がむしろ分かりやすかったです。これらの事前準備ができれば、もう登頂できたも同然です。

 今回メンバー5名が同室の宿を手配していたので毎日合宿のようで楽しく、登山だけでなくグルメツアーの

ようでした。

玉山 (新高山) ルート図
玉山 主峰

国東半島 : 鬼 城

【実施日】  令和4年10月28日(土)

【山  域】  国東半島

【山  名】  鬼城 450m

【メンバー】 3 名

【行程 他】 里の駅こっとん村(8:45)~登山口(9:10)~鬼城山頂(10:10)~登山口下山(12:30)~

こっとん村(12:45) 

      行動距離 約3.7km    行動時間4時間00分 (含休憩)

【コメント】

この週は晴れ続き、土曜日もお天気に恵まれました。

バリエーションルートが有名な鬼城ですが、一般登山道もなかなか心臓に悪いシーンがあるため、参加者の皆さんにはチェストハーネスを作れる準備をお願いしていました。

当日の朝、集合時間より少し早めに「こっとん村」に着くと、すでに二人は到着していて、チェストハーネスの作り方を復習しながら迎えてくださいました。とはいえ、「念のため」の装備の意味合いが強いもので、実際は使用するかどうかわからないので一旦しまって出発しました。

一般登山道とはいえ、あまり人が入っていない道です。紅葉が始まった登山シーズンでしたが、この日も一人も会いませんでした。静かで不明瞭な道を3人で、地図・コンパスや標高を見ながら進みました。緩い谷を進んで鞍部に出た後、尾根を登るのは標高でほんの数十メートルです。この間の道がずっと切れ落ちているのですが、なかでも一か所、話し合ってやっぱりロープを出しました。朝の復習が生きてか、装着もスムーズです。ただ、肝心の私がロープを出したり、どう確保するのが最適なのか判断したりするのに手間取ってしまい、お待たせしてしまうところがありました。

ヒヤヒヤの後は山頂から素晴らしい紅葉を堪能しました。低山とは言え(周りも低山なので)遠くまで見渡せ、青い空と赤く色づきだした山、国東らしい岩肌がとても映えました。ひととき休憩したら下山です。

登りが嫌らしいのに下りに緊張しないはずはなく、登り以上にロープを出す機会がありました。慎重に慎重に降りて、下山したのは13時近くでした。

標高の低い山だったので、もうひとつ鬼死岩(こちらは1時間程度)と2座セットで企画していましたが、時間の都合で今回は一座のみとし、「こっとん村」で美味しい そばを食べて解散しました。次回は、今回の反省点を生かし、宿題の鬼死岩と、他の山を 組み合わせてリベンジ企画しようと思います。

登山道
鬼城山頂

叶岳~高地山~飯盛山~鐘撞山~廣石山 周回

【実施日】    2022年12月11日(日)

【メンバー】   13 名

【コメント】

生松台の公園に7時35分に姪浜からのバスが着く。早速、わんわんコースを通って叶岳山頂を目指す。ところどころ展望がよく、はしご場もあり30分で叶岳山頂に。

40分かけて高地山に到着。ここから急坂を下りて飯盛山へのピストンに行く。20年ぶりくらいの縦走路。

当時よりすっかり木々が大きくなり、見える風景も変わっていた。往復で1時間半を要する。

 飯盛山分岐まで戻り、全員そろって高祖山に向かう。まず鞍部に向かってどんどん下る。その後、階段を上ったりトラバースしたりしながら高度を上げていく。途中、今宿野外活動センターに下る道を4か所右側に見る。鉢伏観音に下る道を右に見ると、程なく津の防空壕を左に見て高祖山山頂に着く。飯盛山分岐から約1時間かかる。ちょうど12時に山頂に着いた。昼食。

 高祖山から鐘撞山までは40分ほど。山頂からは糸島の山々が望める。振り返ると叶岳や高祖山など歩いてきた山や稜線が望める。ここから今宿上の原に一気に下る。結構急下降だ。転倒に気を付けて下る。上の原から住宅地を歩き(ここが一番わかりにくい)、叶嶽神社に着く。

7合目から左の鉄塔道をたどり山腹を巻いていく。一旦林道に出て少し下り、再び鉄塔の道に入る。尾根を登りあがると、廣石山に着く。叶岳と飯盛山がまた違った角度で臨める。急坂を無理やり下り、沢を下り、砂防提を乗り越え、フェンスを乗り越え生松台に着く。面白いコースだった。15時着。13km、約7時間半のコースだった。  この日は、気温が下がり登りやすかった。夏場はお勧めしない。 帰りは一人を除き、みんな車に分乗した。

わんわんコース展望所

脊梁山地 (山中ツエルト泊)(樅木富士~ウードヤ山~五家宮岳~南平家山~夫婦山~後平家山~国見岳往復)

実施日  2022年10月29日(土)~30日(日)

参加者  4 名

【コースタイム】

(29日) 樅木(107分)樅木富士(41分)ウードヤ山(85分)五家宮岳(53分)南平家山(59分)夫婦山(66分)後平家山(109分)テント場            約8時間半

(30日) テント場(60分)国見岳(150分)南平家山(48分)夫婦山(56分)南平家山(50分)五家宮岳(65分)ウードヤ山(38分)樅木富士(48分)樅木        約8時間半

樅木集落から国見岳までの往復だった。アップダウンの繰り返しでほとほと疲れた。しかし、南平家山から上の尾根は。紅葉が素晴らしかった。脊梁らしいのびのびとした木々。明るい森。自然が作り出した、ため息が出るほど素晴らしい造形。

稜線上は、踏み跡や道標があまりなく地図を片手に現在地を確認しながら進む。ある程度の読図力がいる山域だ。その故か、人にはほとんど会わず静かな山旅だった。

国見岳山頂からは、展望が素晴らしく雲海の中に高千穂や市房山が浮かんでいた。また、春に訪れたい。

ただ、樅木からのこの尾根は半端なくきつい。行くなら覚悟して登ることだ。

4人の参加者の中で2人のザックに問題が起きた。一人は肩ひもが完全に切れ(しかも一日目のウードヤ山で!) 一人は肩ひもがちぎれかかった。どちらも応急処置で事なきを得た。どちらも細引きが活躍した。

細引きは山行の必須アイテムだと痛感した。

夫婦山付近の紅葉
国見岳山頂(雲海に浮かぶ山)

四阿屋クライミング

【実施日】  令和4年10月15日(土)

【参加者】  6 名

久々の四阿屋は天気に恵まれ、クライミング日和となりました。 ゲレンデについた後は、軽くストレッチを行って、やさしいルートでアップをした後、それぞれが目標にしているルートにトライしました。

スプリングギャル (10a/b)
リトルドラゴン (11b)

背振山系 : 女岳~浮嶽 周回

期  日  2022年9月12日(月) 曇のち晴 参加者  3 名

■コースタイム         

【往 路】 JR博多駅前 発 7:00→ 都市高速 → 一般道 → 木の香ランド駐車場 着8:10

木の香ランド駐車場 発8:20~舗装道~女岳分岐(つばき橋)8:30~林道交差8:45~縦走路合流9:10~女岳9:25/30~荒谷峠10:00~舗装道~浮嶽登山道合流10:25~東登山口分岐10:45~浮嶽(昼食)11:05/30~東登山口分岐11:45~舗装道合流12:00~舗装道~荒谷峠12:15~舗装道~林道・山道分岐12:25~車道交差12:45~木の香ランド駐車場 着13:00

【復 路】 木の香ランド駐車場 発13:10 → まむしの湯(入浴)13:30/14:25 → 一般道 → 都市高速~JR博多駅前 発 15:15 着

■正味歩行時間(休憩含まない)     4時間40分

■行動時間(休憩含む全行動時間)   3時間50分

■距離  8.1 km   

■累計標高差  ±650m      

何時もの仲間からのリクエストに答え、真夏日のこの日、女岳・浮嶽山行を実施した。朝方は曇っていたが林道交差から山道に入るころには日差しが強くなり、合わせて無風状態の中、急登にアタックする。背振山系縦走路合流地点までで汗が噴き出した。女岳山頂は樹木の間から玄界灘方面が少し見えたが、展望は良くない。荒谷峠への急坂では落ち葉で滑りやすく、ゆっくり下る。荒谷峠から直ぐのところに浮嶽登山口の標識があったが踏み跡が少なく、ブッシュ気味だったので、舗装道を20分ばかり登った所から山道に入る。ここからは女岳・浮嶽の三角錐の山容が一望できる。浮嶽の登山道は女岳より急登で下着まで汗びっしょりとなった。山頂からの展望は少なく期待外れだった。復路計画では当初、荒谷峠から女岳を登り返す予定だったが、余力は全くなく、峠から舗装道~林道(山道)を経由して下山することにした。舗装道/林道分岐地点では、玄界灘・姫島・糸島半島を一望できるご褒美が待っていた。登山道脇では「ススキ・ハギ・オミナエシ・フジバカマ」など、秋の七草をはじめ「ツリフネソウ・アキノゲシ・ヤマホトトギス・ゲンノショウコ」などの草花が楽しめた。 今回、下山コースに女岳の登り返しを選ばなくて良かった。「無理は禁物!!」と話し合った。

眉山~八幡岳縦走 キツネノカミソリ鑑賞

【山  域】             佐賀県伊万里市・武雄市・唐津市

【実施日】            令和4年7月28日(日)  晴(猛暑)

【メンバー】           4名

歩行距離 13.7km   行動時間 7:54  累計標高差 +1493  -1121

  • 眉山(マユヤマ) 518.1  ②八幡岳(ハチマンダケ) 763.6

桃川親水公園8:56~桃川番所跡9:03/06~宮地嶽神社9:09~P324 10:13~眉山取付10:38~眉山11:05/18~食事休憩12:13/35~P381 12:43~川内峠13:18~八幡岳峠分岐14:24~八幡岳15:40/44~展望所15:49~八幡岳峠分岐16:36~八幡岳峠16:50

【感 想 ①】 

 予報に反して猛暑日の山行となった。九州自然歩道を含む登山道は自然林が多く、直射日光のあたる場所は少なかったが、夏草が茂り踏み跡の少ない道は、時々立ち止まり、行き先確認をしながら歩行した。

初登頂の眉山は周囲が雑草と雑木に覆われ展望なし。三角点は立派だったが・・・!舗装道まで一旦下り、川内峠から八幡岳へは急登が続いた。途中から軽い熱中症に罹ったらしく、湧水で頭を冷やす(アイスノンで冷やすほど重症だとは思わなかった)。しかし足がだんだん重くなり、山頂手前1km付近で足が攣った。直ぐ「芍薬甘草湯68」を服用、使用したのは何年ぶりだろうか?記憶にない。足の痛みに堪えながら登る。満開のキツネノカミソリ群生地の中を進むも、その感激に癒されることは無く、一心に頂上を目指す。こんな辛い山行、最近では記憶にない。山頂に着いた時は “もう登らなくていいんだ” と思うとホッとした。つくづく体力と歳を実感じ、弱気になる自分がいた。仲間から励ましの言葉や貴重な水をいただき感謝している。山頂及び展望所からは天山など近郊の山々が望めた。下山時にはいつもの体調に戻り、軽快に足が運べ、満開のキツネノカミソリの華やかさに感動した。 反省 : 水分は1500㏄持参したが、猛暑と長距離を考慮し2000㏄ほど持参すれば良かった。また、軽い熱中症ではないかと感じた時、持参したアイスノンを使用すべきだったかもしれない。

ルート図