叶岳~高地山~飯盛山~鐘撞山~廣石山 周回

【実施日】    2022年12月11日(日)

【メンバー】   13 名

【コメント】

生松台の公園に7時35分に姪浜からのバスが着く。早速、わんわんコースを通って叶岳山頂を目指す。ところどころ展望がよく、はしご場もあり30分で叶岳山頂に。

40分かけて高地山に到着。ここから急坂を下りて飯盛山へのピストンに行く。20年ぶりくらいの縦走路。

当時よりすっかり木々が大きくなり、見える風景も変わっていた。往復で1時間半を要する。

 飯盛山分岐まで戻り、全員そろって高祖山に向かう。まず鞍部に向かってどんどん下る。その後、階段を上ったりトラバースしたりしながら高度を上げていく。途中、今宿野外活動センターに下る道を4か所右側に見る。鉢伏観音に下る道を右に見ると、程なく津の防空壕を左に見て高祖山山頂に着く。飯盛山分岐から約1時間かかる。ちょうど12時に山頂に着いた。昼食。

 高祖山から鐘撞山までは40分ほど。山頂からは糸島の山々が望める。振り返ると叶岳や高祖山など歩いてきた山や稜線が望める。ここから今宿上の原に一気に下る。結構急下降だ。転倒に気を付けて下る。上の原から住宅地を歩き(ここが一番わかりにくい)、叶嶽神社に着く。

7合目から左の鉄塔道をたどり山腹を巻いていく。一旦林道に出て少し下り、再び鉄塔の道に入る。尾根を登りあがると、廣石山に着く。叶岳と飯盛山がまた違った角度で臨める。急坂を無理やり下り、沢を下り、砂防提を乗り越え、フェンスを乗り越え生松台に着く。面白いコースだった。15時着。13km、約7時間半のコースだった。  この日は、気温が下がり登りやすかった。夏場はお勧めしない。 帰りは一人を除き、みんな車に分乗した。

わんわんコース展望所

脊梁山地 (山中ツエルト泊)(樅木富士~ウードヤ山~五家宮岳~南平家山~夫婦山~後平家山~国見岳往復)

実施日  2022年10月29日(土)~30日(日)

参加者  4 名

【コースタイム】

(29日) 樅木(107分)樅木富士(41分)ウードヤ山(85分)五家宮岳(53分)南平家山(59分)夫婦山(66分)後平家山(109分)テント場            約8時間半

(30日) テント場(60分)国見岳(150分)南平家山(48分)夫婦山(56分)南平家山(50分)五家宮岳(65分)ウードヤ山(38分)樅木富士(48分)樅木        約8時間半

樅木集落から国見岳までの往復だった。アップダウンの繰り返しでほとほと疲れた。しかし、南平家山から上の尾根は。紅葉が素晴らしかった。脊梁らしいのびのびとした木々。明るい森。自然が作り出した、ため息が出るほど素晴らしい造形。

稜線上は、踏み跡や道標があまりなく地図を片手に現在地を確認しながら進む。ある程度の読図力がいる山域だ。その故か、人にはほとんど会わず静かな山旅だった。

国見岳山頂からは、展望が素晴らしく雲海の中に高千穂や市房山が浮かんでいた。また、春に訪れたい。

ただ、樅木からのこの尾根は半端なくきつい。行くなら覚悟して登ることだ。

4人の参加者の中で2人のザックに問題が起きた。一人は肩ひもが完全に切れ(しかも一日目のウードヤ山で!) 一人は肩ひもがちぎれかかった。どちらも応急処置で事なきを得た。どちらも細引きが活躍した。

細引きは山行の必須アイテムだと痛感した。

夫婦山付近の紅葉
国見岳山頂(雲海に浮かぶ山)

眉山~八幡岳縦走 キツネノカミソリ鑑賞

【山  域】             佐賀県伊万里市・武雄市・唐津市

【実施日】            令和4年7月28日(日)  晴(猛暑)

【メンバー】           4名

歩行距離 13.7km   行動時間 7:54  累計標高差 +1493  -1121

  • 眉山(マユヤマ) 518.1  ②八幡岳(ハチマンダケ) 763.6

桃川親水公園8:56~桃川番所跡9:03/06~宮地嶽神社9:09~P324 10:13~眉山取付10:38~眉山11:05/18~食事休憩12:13/35~P381 12:43~川内峠13:18~八幡岳峠分岐14:24~八幡岳15:40/44~展望所15:49~八幡岳峠分岐16:36~八幡岳峠16:50

【感 想 ①】 

 予報に反して猛暑日の山行となった。九州自然歩道を含む登山道は自然林が多く、直射日光のあたる場所は少なかったが、夏草が茂り踏み跡の少ない道は、時々立ち止まり、行き先確認をしながら歩行した。

初登頂の眉山は周囲が雑草と雑木に覆われ展望なし。三角点は立派だったが・・・!舗装道まで一旦下り、川内峠から八幡岳へは急登が続いた。途中から軽い熱中症に罹ったらしく、湧水で頭を冷やす(アイスノンで冷やすほど重症だとは思わなかった)。しかし足がだんだん重くなり、山頂手前1km付近で足が攣った。直ぐ「芍薬甘草湯68」を服用、使用したのは何年ぶりだろうか?記憶にない。足の痛みに堪えながら登る。満開のキツネノカミソリ群生地の中を進むも、その感激に癒されることは無く、一心に頂上を目指す。こんな辛い山行、最近では記憶にない。山頂に着いた時は “もう登らなくていいんだ” と思うとホッとした。つくづく体力と歳を実感じ、弱気になる自分がいた。仲間から励ましの言葉や貴重な水をいただき感謝している。山頂及び展望所からは天山など近郊の山々が望めた。下山時にはいつもの体調に戻り、軽快に足が運べ、満開のキツネノカミソリの華やかさに感動した。 反省 : 水分は1500㏄持参したが、猛暑と長距離を考慮し2000㏄ほど持参すれば良かった。また、軽い熱中症ではないかと感じた時、持参したアイスノンを使用すべきだったかもしれない。

ルート図

祖母山・黒金尾根 “オオヤマレンゲ鑑賞”

【山  域】    大分県豊後大野市・宮崎県西臼杵郡高千穂町

【実施日】    令和4年6月24日(金)

【メンバー】   2名

  • 天狗岩1641 ② 祖母山1756.4

    歩行距離  14.4km  行動時間 8:13

累計標高差  +1869  –1867

 【コースタイム】

駐車場5:32~登山口5:36~第1吊橋5:44~第2吊橋5:51~P1200  7:32/44~天狗の水場8:18~天狗の岩屋8:21~縦走路出合8:37~天狗岩8:47~祖母山9:58/10:00~9合目小屋10:18/50~オオヤマレンゲ群落地10:53/11:00~P1573  11:14~宮原P1402  11:42~P1026  12:27~分岐12:58~第1吊橋13:04~分岐13:23/26~第2吊橋13:29~駐車場13:45

【感  想】 

晴れの予報で気温も高くなるので、予定より少し早い時間からスタートしました。渡渉箇所では水嵩が増していて靴を脱いで渡ろうかと思うくらいでしたが、なんとか渡る事が出来ました。第2吊橋を渡ってから、ずっと登りが続きます。暑さで汗だくになり、水分補給に気を付けながら歩きました。阿部さんがペース配分をゆっくりしてくれたので、あまりキツさを感じずに天狗岩分岐まで登れました。天狗岩付近からは霧がかかっていて、暑さが少し和らぎました。天狗岩に寄って、祖母山山頂へ。あいにく山頂はガスがかかっていて、景色は見えませんでした。9合目小屋で昼食を取り、お目当てのオオヤマレンゲを見に行きました。白い花があちこちに咲いていました。モクレン科らしいのですが、森の貴婦人と言われる通り、可憐で花の匂いもいい香りです。 予想以上に咲いていたので、オオヤマレンゲを見るなら祖母山に行くべきだなと思いました。下山で第1吊橋が通行止めで迂回路が出来ていたのですが、迂回路に行く分岐になぜだかロープが張られていて迷いました。梅雨時期に咲くので、天気次第ですが、また来年も祖母山にオオヤマレンゲを見に行きたいです。

ルート図
渡渉(水量が多い)

洞岳~五葉岳~兜巾岳 周回縦走

【山  域】             宮崎県西臼杵郡日之影町・延岡市

【実施日】            令和4年4月30日(土)

【メンバー】           2名

【登山コース他】

歩行距離 18.3km  行動時間 10:55 累計標高差 +2306 -2305

  • 洞岳(ドウダケ)1242 ②五葉岳 1569.6 ③兜巾岳1479

川の詰登山口5:42~洞岳9:18/21~五葉岳大吹登山口9:55~五葉岳11:33/43~P1488 12:05~奥州屋のわかれ12:11~兜巾岳12:17~上見立登山口15:48/51~民宿河鹿荘16:26~川の詰登山口16:37

【感想文】             

あまり人が歩いてない様で道が分かりにくい上に、途中崩落している箇所やガレ場が多く、とても歩きにくかったです。特に兜巾岳からのロープ場、急坂は緊張しながら下りました。気を使うルートでしたが、新緑が美しく、洞岳付近では山芍薬の群生、五葉岳ではアケボノツツジ、ミツバツツジ、シャクナゲをタイミング良く鑑賞する事が出来ました。

鉱山跡では住宅跡、安政時代に建てられた神社跡など坑道や墓を見る事が出来ました。錫が採掘され、昭和44年に閉山したそうです。山深い中でどの様な生活をしていたのだろうかと考えさせられました。 道探ししながら、鉱山跡や新緑などを見る事が出来て、面白いルートでした。

ルート図
アケボノツツジ越しに傾山

「猛暑の中」の六甲全山縦走

日  時  2021年10月29日(金曜日)~31日(日曜日)

山  域  六甲山 全山縦走

参加者  4 名

コースタイム

10月29日(金)  福岡(18:36)新幹線のぞみ62号→小倉→新神戸(20:51)→地下鉄西神山手線新長田駅→山陽本線 須磨公園駅→ホテル

10月30日(土)  ホテル(4:27)→山陽鉄道月見駅(5:05)→山陽鉄道須磨浦公園駅(5:13)→鉢伏山(5:34)→降旗山(5:42)→鉄拐山(5:55)→高倉山(6:08)→栂尾山(6:36)→横尾山(6:50)→東山(7:16)→高取山西峰(8:21)→高取山(8:38)→鵯越駅(9:27)→菊水山(10:24)→鍋蓋山(11:39)→再度越(12:04)→摩耶山(14:28)→摩耶別山(15:09)→六甲山(18:01)→後鉢巻山(18:23)→大平山(19:44)→岩倉山(20:47)→宝塚駅(21:38)→阪急宝塚線→宝池ホテル

10月31日(日)  各自別行動で福岡へ

「加藤文太郎が歩いた道を歩いてみたい」との思いから山行を計画しました。出発地点近くの宿泊施設の関係で6名での計画。先人の山行記録を見せていただいたく事前準備。そして、2回のロング縦走(八幡駅~採銅所駅、福吉から三瀬峠。2度目は雨の中でヘッドランプが漏電で途中下山しましたが…) 29日の「山と暮らす天気」では、六甲山の天気は晴れ。最高気温18度、最低気温4度の予想。少し肌寒い山行になるとの良い条件を期待しました。スタートから順調に歩みを進めました。山陽電鉄をつかったことからスタート時間は1時間遅くなりました。高倉山への稜線で日の出の太陽に今日の山行の無事を祈りました。数人の全山縦走をめざしていると思われる登山者と会う程度で、登山者は少ない。須磨アルプスも順調に通過。里山ということで脇道が多く、道を探さないといけないだろうと考えていましたが、「六甲全山縦走」の案内がいたるところに整備されていて、順調に進みます。鵯越駅辺りから気温が上昇したのが、僕にとっては誤算でした。汗が吹き出し、菊水山の登りでは足が進まなくなりました。ピークごとに後の3人に待ってもらうようになり、申し訳なくなりましたが全員完歩を目標に頑張りました。途中に自動販売機があることが幸せです。数度の水分補給ができたことが体調を整えるポイントになりました。摩耶山・六甲山にくるとロープウェイなどあることから観光客が増えてきました。最高地点では夜景の神戸の港に全員感動すると同時に、あと少しの安堵の思いが出ていました。宝塚駅が見えたときには「歩き通した!」達成感がでてきました。  宝ヶ池のホテルの入浴時に体重を測ると「マイナス5㎏」、驚きでしたが熱中症だったのでしょうね。

須磨アルプス通過

10/8~10 傾・祖母 馬蹄形完全縦走

【山  域】             大分県豊後大野市・竹田市・宮崎県西臼杵郡日之影町・高千穂町

総歩行距離 44.3km  総行動時間 56:25 総累計標高差 +4859  -4864

①前傾1560 ②傾山(本傾)1605 ③後傾1560 ④笠松山1521.9 ⑤本谷山1642.8

⑥丸山1334.2 ⑦コシキ岩1230.6 ⑧古祖母山1633.1 ⑨障子岳1709

⑩烏帽子岩1630 ⑪天狗岩1620 ⑫祖母山1756.4 ⑬池の原1432.8 ⑭大障子岩1451

⑮前障子(障子岩)1409.2

1日目  歩行距離 14.4km  行動時間 8:32 累計標高差 +2121 -1274 水3.0ℓ

健男社駐車場4:31~傾山登山口パス停4:38~九折登山口5:30/41~観音滝6:17~林道出合6:31~大白谷分岐8:10~三つ尾8:12~坊主尾根分岐8:39~三つ坊主1峰8:58~2峰9:09~3峰9:17~二つ坊主三男9:45~次男10:02~長男(P1432)10:13~水場ルート合流10:47~前傾11:06/12~傾山11:33/53~ソデ尾分岐11:57~後傾12:06~杉ヶ越分岐12:11~センゲン12:46~九折越13:00~九折越小屋13:03

2日目  歩行距離 17.6km  行動時間 10:11 累計標高差 +1944  -1568 水3.0ℓ

九折越小屋4:32~笠松山5:51/6:04~本谷山7:08/16~丸山8:13/19~ブナ広場8:34~旧尾平越9:05~コシキ岩9:18~古祖母山10:37/11:01~戸呂久分岐11:40~障子岳12:06/12~烏帽子岩12:24~天狗岩12:55/13:00~黒金尾根分岐13:07~祖母山14:24/30~祖母9合目小屋14:42

3日目  歩行距離 11.4km  行動時間 7:31 累計標高差 +789  -2018 水3.0ℓ

祖母9合目小屋5:25~メンノツラ分岐5:35~馬ノ背5:47~宮原6:18~池の原6:47/50~八丁越7:48~大障子岩8:30/40~前障子10:25/41~健男社12:51/53~健男社駐車場12:56

祖母・傾山は好きな山域なので、いつか縦走してみたいと思っていて、今回参加させて頂きました。岩場や鎖場、紅葉も少しあり、熊笹の群生地や岩峰などいろんな景色も見られ、楽しかったです。朝の暗い中では踏み跡が分かりづらく読図の必要を、尾平越からの長い登りではザックの軽量化の大切さを感じました。先輩より行動食の考え方などを教えて頂き、勉強になりました。ありがとうございました。