裏英彦山

【実施日】  2025年 4月19日(土) 

【山  域】  英彦山 山系

【メンバー】  8 名

【コースタイム】

青年の家 駐車場7:57~薬師峠 ・裏英彦山道入口8:33~南岳山頂(コーヒータイム)10:17/11:11~

鬼杉(昼食)11:57/12:26~奉幣殿14:00~青年の家 駐車場14:45

距離 10.2 km、  総時間 6時間48分 (行動時間 5時間02分+休憩時間 1時間46分)

【感  想】  

縦走はあまりしたことがないので付いて歩けるのか、こけないかなど不安で一杯だった時に、地図を送ってもらいました。読図すると英彦山の南面が転げ落ちる位の斜度になっていた。リーダーにラインで「転げ落ちないでしょうか?」と相談すると、「ゆっくり歩けば大丈夫」とアドバイスをもらう。

安心して当日8時に英彦山青年の家に到着。メンバーは全員集まっていたので急ぎ支度をする。みんなで集まりリーダーから注意事項をもらい、自己紹介をする。

さっそく山行開始。朝の光が差し込む豊かなブナ林を歩くと、少し緊張していた心を爽やかな風がほぐしてくれる。みんなのおしゃべりを聞きながら歩いていると、ルンゼ一面丸い岩が苔むした岩稜帯に入る。上を見上げると、切りあがった崖の根本から岩稜帯は始まり、下はブナ林の中に溶け込んでいる。遠く「でカケス」が“ギャアギャア”叫んでいた。ルンゼを渡り樹林帯の中の長い急登に入る。今日は長靴からアプローチシューズに履き替えてきたので足元は軽く、急登も何とか付いて行くことができた。山頂までは自分のことで精一杯で黙々と登った。

山頂でお茶休憩。コーヒーを入れてもらい啜る。みんなの笑い声と素晴らしい景色に想山会に入会して良かったと改めて思った。

だが、ここから心配の南面下り。覗き込むとい思った通りの斜度、しかもガレ場。つまずくと2,3mは転げ落ちる。一歩一歩岩に足を乗せ、ソールにフリクションを感じながら、石の角度にスメアを合わせ降りて行った。長い下りに膝は少し笑い始めたが、リーダーたちと楽しくおしゃぶりさせてもらい何とか切り抜け鬼杉へ。何度も偽鬼杉にガッカリしながら本当の鬼杉へ到着。樹齢何年と教えてもらったけど、きつかったので覚えられなかった。

お弁当を食べて出発。南面は藪が深く注意しないとルートオフする地形だが、朝からリードをしてくれていた同僚が、分岐で確認をしながら正解を切り開く。しかも健脚だ。彼の健脚に付いていけず少し遅れながら、おしゃべりを楽しむ。澄み切った沢を何度か渡り、神社に到着。15分ほど休憩中、しびれた足を靴から引き出し風に当てる。ムズムズした親指を指でつまむと「ジン」とした 神社からもう一息歩き。青年の家に到着時はへとへとになり、トータル約11kmの行程にふくらはぎが硬くなっている。だが、みんなで歩く山行は笑いがありとても穏やかな気持ちになる。充実した山登りだった。

ケルンの谷~南岳間の岩場
鬼杉 前にて

“春の交流会in 立花山”

【期  日】  2025年 4月13日(日) 晴…風強し

参加者・コースタイム 他 

  • 長谷ダムコース

参加者 : 8 名

      コースタイム

8:00長谷ダム→9:16三日月山9:30→10:11椅子のあるところでコーヒータイム10:35→10:49立花山大クス→11:05立花山(野点・昼食)12:00→12:33三日月山 →13:40長谷ダム

行動時間 約5時間

  • 三日月山霊園コース

参加者 : 12 名

コースタイム

三日月山霊園駐車場9:10→9:40三日月山10:00→10:50立花山大クス11:00→11:10

立花山(野点・昼食)12:00→12:40三日月山霊園駐車場

               歩行距離 5.2㎞   行動時間 3:30    累計標高差 ±480m

  • 下原コース     

参加者 : 6 名

コースタイム

鷲尾大権現駐車場9:21~鷲尾桜9:33~白岳9:51/56~松尾山10:08~馬責め場10:35/37

~大クス10:41~立花山10:54/11:57(野点・昼食)~下原分岐12:21~三日月山12:27/34~

下原分岐13:04~下原登山口13:04~鷲尾大権現駐車場13:06

               歩行距離 5.7km   行動時間 3:45   累計標高差  +648m -648m

  • 個人参加者 : 2 名         計 28 名

【感 想 他】  :  長谷ダムコース  

8名で8:00に出発。まず、九十九折れの急登を一気に稜線まで登る。その後は、気持ちのいい稜線を進む。里山の習いで、いろいろな枝道があるので入り込まないように気を付けて進む。自然林の中の気持ちのいい尾根が続く。三日月山での展望を楽しんだ後、立花山大クスへ。大クスへ行く途中の椅子がある不思議な場所に着く。Yさんが「まだ早いからここでコーヒータイムを」と言って、あっという間に「Yカフェ」が開店。

おいしいコーヒーとFさん提供のお菓子で一息。一息しているころに「下原コース」のメンバーが到着。その後、「三日月山霊園コース」のメンバーが到着。3つのコースメンバーが時間差で立花山山頂に着く。山頂では「なんちゃって野点」を楽しみ昼食。前夜の暴風雨が嘘のような青空だった。いろいろなコースで一つの山に登る集中登山もまたいいなと思った。この山域に始めて登る方もいた。この山域の良さを紹介できてよかったと思う。

【感 想 他】  :  三日月山霊園コース 

 高齢者が多かったのか?計画より20分早く、小学生のグループに見送られて?出発。朝方までの雨で急坂の登山道は滑り易いのでは?と思っていたが、意外と大丈夫だった。三日月山で一休み!ワラビが頭を出していた。尾根道を立花山に向い快調に歩く。下原分岐を右折し大クスへ。途中、休憩用の椅子が設置されている場所で、長谷ダムグループと出会う。コーヒータイムには間に合わず残念!大クス周辺では3グループが遭遇し、大クスを順番で見学。その大きさに感動!

 オオシマザクラの下で「野点」、女性軍の指導で茶筅を使用してお茶をたててみた。味は変わらないだろう!各グループごとに集合写真を撮り、会長の締めの挨拶で“春の交流会in 立花山”は無事終了。

【感 想 他】  :  下原コース 

立花山は九州百名山でもあり様々な登山口があります。わたしが好きなルートは、自然を感じられ立花口と下原口ですが、ピークハンターでもあるので白岳・松尾岳も登頂できる下原口を選択しました。

下原口の入口には鷲尾大権現があり、そのすぐ上には桜のシーズンには山肌がピンク色に染まる鷲尾桜があります。本年4/2にこの桜を観に行ったときには満開の桜が見事でしたが、今回は残念ながら既に散ってしまっていました。 立花山という名前は正確には白岳・松尾岳・大つぶら・小つぶら・大一足・小一足と最高峰である一般的には立花山と呼ばれている井楼山(セイロウヤマ)からなる山々の総称なのです。歴史を紐解けば、ご存じの通り戦国時代に立花宗茂が薩摩軍を撃退した立花城址でもあります。井楼山の下にある石垣跡(ほとんどの石垣は解体されて福岡城の築城に使われた)を見て山頂に登ると桜餅に使われるオオシマザクラは満開で、その木の下で野点を行い、落ちてきた花びらが風流でありました。いつもは人から戴くばかりの抹茶ですが、Tさんにやり方を教わり、今回は初めて自分で点て、おかわりまで戴き楽しい体験ができました。

野河内渓谷 “キツネノカミソリ観賞 + ソーメン”

実施日 令和6年7月25日(木) 晴

参加者 11 名                 

【コメント】

井原山の登山口からの“キツネノカミソリ鑑賞”に出かけた。9時30分に野河内駐車場に集合した。今回は、キツネノカミソリがメインで山には登らなかった。野河内の駐車場は平日にも関わらず満杯だった。

 林道を上がり水無集落跡に着いて休憩した時には、体中が汗まみれになっていた。キツネノカミソリが満開で、集落跡にも結構咲いている。 水無駐車場は瑞梅寺側からの道路ががけ崩れのため、通行止めになっているせいで車が全く停まっていない。登山道の両脇にはキツネノカミソリが咲き乱れ、この時期しか見られない醍醐味がある。昼食場所の湧き水のところには、11時15分に着いたが、すでに井原山に登ったA氏が着いていた。 ソーメンをゆでたが、20束には鍋が小さすぎた。何とか茹で上げ食事となった。薬味はネギ、しょうが、みょうが、大葉、と冷凍していたコシアブラで堪能した。食後、帰宅組と少し上部のベンチまで組とに分かれ散会した。

車谷~椎原峠(オニコナスビとキツネノカミソリ観賞)

【実施日】  令和6年7月20日(土)

【メンバー】 14 名

【コースタイム】 8:00車谷登山口→10:10矢筈峠→10:40縦走路途中で昼食(30分)→12:08椎原峠→13:10車谷登山口

8:00には車谷に14人が全員集合。今日は猛暑日になるとの予報。休憩をたくさん取りながらゆっくり進む。いきなり、笹原を泳ぐように進む。足元が見えない。5分も進むと登山道がやっと見えてきた。一度林道に出て左折し、すぐまた登山道に入る。沢沿いは風が少し吹き、疲れを取り除いてくれる。クーラーの風とは違う心地よさだ。峠まであと10分というところ辺りに「オニコナスビ」は咲いていた。かわいい花だ。オニコナスビを初めて観たという方もいた。いい時期の来ることができて本当の良かった。「キツネノカミソリ」は、車谷の中間より上辺りにわずかに咲いていただけだった。オニコナスビの咲く辺りにも以前はさいていたが、大雨で削られ無残にも球根が露出している状態だった。

 矢筈峠に出たら後は下るばかりだ。縦走路途中の見晴らしのいい広場で昼食をゆっくり取り、椎原峠から下る  蒸し暑い中だったが、さすが想山会の皆さん。元気に歩きとおした。

車谷~椎原峠  ルート図
色鮮やかな ヤマアジサイ

台湾最高峰 玉山(新高山)

【山  域】  中華民国台湾省嘉義縣阿里山郷・南投縣信義郷 玉山山脈

【実施日】  令和6年5月31日(金)~6月5日(水)

【メンバー】  5 名

総歩行距離 22.5km   総行動時間12:42  総累計標高差 +2135  -2139

①玉山登山口2610 ②孟禄亭2790 ③前峰登山口2820 ④白木林観景臺3030

⑤大峭壁3210 ⑥排雲山荘3402 ⑦玉山主峰3952

5月31日(金)

福岡空港10:25発、台北桃園空港11:55着(台北泊) (阿部のみ前日入り)

6月01日(土)

台北よりレンタカーにて9:00出発、阿里山16:00着(民宿泊)

6月02日(日)

歩行距離 8.4km   行動時間 5:48

塔塔加駐車場6:04~排雲登山服務中心6:11/45~玉山登山口6:55/59~孟禄亭7:50~前峰登山口8:36~白木林観景臺10:10/19~大峭壁11:37~排雲山荘12:47(泊)

6月03日(月)

歩行距離 11.5km   行動時間 6:54

排雲山荘5:15~玉山主峰6:52/53~排雲山荘7:45/8:25~大峭壁9:06~白木林観景臺9:50/10:10~

前峰登山口11:00~孟禄亭11:30~玉山登山口12:09/45~塔塔加駐車場12:55

(悪天候のため、山荘⇔玉山主峰はCLのみ) レンタカーにて台北17:30着(台北泊)

6月04日(火)

観光:国立故宮博物院、中世記念堂衛兵交代式 居酒屋:阿才的店 にて打上げ(台北泊)

6月05日(水)

台北桃園空港6:45発、福岡空港10:05着

【感 想】

 日米開戦を告げる日本海軍の暗号電「ニイタカヤマノボレ」で有名な台湾最高峰の玉山 Yushan(ユイシャン)に山岳会のメンバー5名で登ってきました!

 玉山は日本統治時代には、富士山の標高3,776mよりも高い「新しい日本最高峰」の意味で、明治天皇により新高山と名づけられ、台湾領有期には日本一標高の高い山として知られ、大日本帝国の学校でも「日本一の山」として教えられていたそうです。

 九州とほぼ同じ面積の台湾ではありますが3000mを超える山は268座あり、富士山より高い山は7座あります。登山道はよく整備されており山頂直下の岩場以外は特別危険な箇所はなく高度順応さえできれば普通に登頂できます。むしろ富士山の方が、ガレ場があって登りにくいかもしれません。

  玉山登山は当初8月に計画していましたが、台風を避けるためとニイタカシャクナゲの鑑賞のため6月初めに変更しました。しかしながら台湾到着日に南シナ海に台風2号が発生してしまい直撃することはなかったものの梅雨前線を刺激して雨模様となってしまいました。

 小雨交じりのなか登山を開始するも、途中から土砂降りに見舞われ全員びしょ濡れになって山荘に到着。夜になると豪雨注意報が発令されてしまいました。夜中は暴風雨となりご来光は諦め、私だけ雨脚が弱まるのを待っての行動に変更しました(他のメンバーは山荘で出会ったガイドの「8号5尺の山小屋まで来れば登頂したものと見なされる」との甘言を素直に聞き入れて主峰登頂を断念)。

 するとなんということでしょう!朝5時頃から奇跡的に雨が止みました!霧のなかいつまた雨が降り出すとも限りませんのでコースタイム往復4:00のところ速足で2:30にて山頂を踏んで山荘まで戻ってきました。標高3700m辺りからニイタカシャクナゲやエーデルワイスに似た玉山薄雪草が咲き誇っており山頂に登った者だけのご褒美も戴けました。

 山荘にてBranchという名の春雨麺の朝食を戴いた後、また小雨が降り初めた中、早々に皆で足元に気を付けながら下山しました(ここではDiner 17:00~19:00、Breakfast 01:30~02:30、Branch 07:30~10:30と呼びます)。

 玉山に登る前に①政府への入園申請・排雲山荘の宿泊予約と②管轄の国家公園署入山申請③排雲山荘の食事・寝袋予約が必要になります。特に排雲山荘の予約は1日あたり116名に制限されており1ヵ月前に抽選です。このうち外国人枠として金曜・土曜日以外に4ヵ月前に24名だけ先着予約ができます。木曜と日曜日の外国人枠が熾烈な競争になります(私は予約開始日本時間8:00丁度にデータを送信しましたが、3番目で最後の枠をぎりぎりゲットできました。危なかった~~。 『テクニックとしては予め全員の情報とパスポートのコピーのPDFをダミーの日程でデータをSaveしておいて予約可能日に日程のみ変更して送信する』)。予約のHPには中国語以外にも英語・日本語もあるのですが、微妙な日本語訳となっており英語版の方がむしろ分かりやすかったです。これらの事前準備ができれば、もう登頂できたも同然です。

 今回メンバー5名が同室の宿を手配していたので毎日合宿のようで楽しく、登山だけでなくグルメツアーの

ようでした。

玉山 (新高山) ルート図
玉山 主峰

九重山/馬酔木小屋

山  域 : 九重山系 大船山 

日  時 : 1月27日(土)~28日(日) 

参加者 : 6 名

【コースタイム 等】

1/27  吉部12:30〜馬酔木小屋15:00

1/28  馬酔木小屋7:00~大船山9:30〜吉部14:00

【コメント】 

 今年で6年連続の 「馬酔木小屋」 泊の 「くじゅう山行」でした。(コロナ下でも中止なし)昨年までは、「新つくし山岳会」の管理小屋としての利用でしたが、昨年4月から 「法華院山荘管理・経営」の営業小屋となり、内装・設備が整い、綺麗な小屋に生まれ変わっていました。(但し、全くオープンとはせず、利用者は限定するとの事です)

【感想文】 

1月27日(土)  吉部から大船林道をへて馬酔木小屋に!小屋は建変わり立派な小屋でした。夜は寄せ鍋を囲んで楽しいひと時でした。

1月28日(日)  7時過ぎに出発 思ったより雪も多く、風も強かったけど山頂に着きました。やったー!!

帰りは 「暮雨の滝」 の方に急登を下り、緊張した。 馬酔木小屋泊、雪の 「大船山」 初体験で山行の幅も広がりました。ありがとうございました。

大船山 山頂にて

叶岳~高地山~飯盛山~鐘撞山~廣石山 周回

【実施日】    2022年12月11日(日)

【メンバー】   13 名

【コメント】

生松台の公園に7時35分に姪浜からのバスが着く。早速、わんわんコースを通って叶岳山頂を目指す。ところどころ展望がよく、はしご場もあり30分で叶岳山頂に。

40分かけて高地山に到着。ここから急坂を下りて飯盛山へのピストンに行く。20年ぶりくらいの縦走路。

当時よりすっかり木々が大きくなり、見える風景も変わっていた。往復で1時間半を要する。

 飯盛山分岐まで戻り、全員そろって高祖山に向かう。まず鞍部に向かってどんどん下る。その後、階段を上ったりトラバースしたりしながら高度を上げていく。途中、今宿野外活動センターに下る道を4か所右側に見る。鉢伏観音に下る道を右に見ると、程なく津の防空壕を左に見て高祖山山頂に着く。飯盛山分岐から約1時間かかる。ちょうど12時に山頂に着いた。昼食。

 高祖山から鐘撞山までは40分ほど。山頂からは糸島の山々が望める。振り返ると叶岳や高祖山など歩いてきた山や稜線が望める。ここから今宿上の原に一気に下る。結構急下降だ。転倒に気を付けて下る。上の原から住宅地を歩き(ここが一番わかりにくい)、叶嶽神社に着く。

7合目から左の鉄塔道をたどり山腹を巻いていく。一旦林道に出て少し下り、再び鉄塔の道に入る。尾根を登りあがると、廣石山に着く。叶岳と飯盛山がまた違った角度で臨める。急坂を無理やり下り、沢を下り、砂防提を乗り越え、フェンスを乗り越え生松台に着く。面白いコースだった。15時着。13km、約7時間半のコースだった。  この日は、気温が下がり登りやすかった。夏場はお勧めしない。 帰りは一人を除き、みんな車に分乗した。

わんわんコース展望所

眉山~八幡岳縦走 キツネノカミソリ鑑賞

【山  域】             佐賀県伊万里市・武雄市・唐津市

【実施日】            令和4年7月28日(日)  晴(猛暑)

【メンバー】           4名

歩行距離 13.7km   行動時間 7:54  累計標高差 +1493  -1121

  • 眉山(マユヤマ) 518.1  ②八幡岳(ハチマンダケ) 763.6

桃川親水公園8:56~桃川番所跡9:03/06~宮地嶽神社9:09~P324 10:13~眉山取付10:38~眉山11:05/18~食事休憩12:13/35~P381 12:43~川内峠13:18~八幡岳峠分岐14:24~八幡岳15:40/44~展望所15:49~八幡岳峠分岐16:36~八幡岳峠16:50

【感 想 ①】 

 予報に反して猛暑日の山行となった。九州自然歩道を含む登山道は自然林が多く、直射日光のあたる場所は少なかったが、夏草が茂り踏み跡の少ない道は、時々立ち止まり、行き先確認をしながら歩行した。

初登頂の眉山は周囲が雑草と雑木に覆われ展望なし。三角点は立派だったが・・・!舗装道まで一旦下り、川内峠から八幡岳へは急登が続いた。途中から軽い熱中症に罹ったらしく、湧水で頭を冷やす(アイスノンで冷やすほど重症だとは思わなかった)。しかし足がだんだん重くなり、山頂手前1km付近で足が攣った。直ぐ「芍薬甘草湯68」を服用、使用したのは何年ぶりだろうか?記憶にない。足の痛みに堪えながら登る。満開のキツネノカミソリ群生地の中を進むも、その感激に癒されることは無く、一心に頂上を目指す。こんな辛い山行、最近では記憶にない。山頂に着いた時は “もう登らなくていいんだ” と思うとホッとした。つくづく体力と歳を実感じ、弱気になる自分がいた。仲間から励ましの言葉や貴重な水をいただき感謝している。山頂及び展望所からは天山など近郊の山々が望めた。下山時にはいつもの体調に戻り、軽快に足が運べ、満開のキツネノカミソリの華やかさに感動した。 反省 : 水分は1500㏄持参したが、猛暑と長距離を考慮し2000㏄ほど持参すれば良かった。また、軽い熱中症ではないかと感じた時、持参したアイスノンを使用すべきだったかもしれない。

ルート図

祖母山・黒金尾根 “オオヤマレンゲ鑑賞”

【山  域】    大分県豊後大野市・宮崎県西臼杵郡高千穂町

【実施日】    令和4年6月24日(金)

【メンバー】   2名

  • 天狗岩1641 ② 祖母山1756.4

    歩行距離  14.4km  行動時間 8:13

累計標高差  +1869  –1867

 【コースタイム】

駐車場5:32~登山口5:36~第1吊橋5:44~第2吊橋5:51~P1200  7:32/44~天狗の水場8:18~天狗の岩屋8:21~縦走路出合8:37~天狗岩8:47~祖母山9:58/10:00~9合目小屋10:18/50~オオヤマレンゲ群落地10:53/11:00~P1573  11:14~宮原P1402  11:42~P1026  12:27~分岐12:58~第1吊橋13:04~分岐13:23/26~第2吊橋13:29~駐車場13:45

【感  想】 

晴れの予報で気温も高くなるので、予定より少し早い時間からスタートしました。渡渉箇所では水嵩が増していて靴を脱いで渡ろうかと思うくらいでしたが、なんとか渡る事が出来ました。第2吊橋を渡ってから、ずっと登りが続きます。暑さで汗だくになり、水分補給に気を付けながら歩きました。阿部さんがペース配分をゆっくりしてくれたので、あまりキツさを感じずに天狗岩分岐まで登れました。天狗岩付近からは霧がかかっていて、暑さが少し和らぎました。天狗岩に寄って、祖母山山頂へ。あいにく山頂はガスがかかっていて、景色は見えませんでした。9合目小屋で昼食を取り、お目当てのオオヤマレンゲを見に行きました。白い花があちこちに咲いていました。モクレン科らしいのですが、森の貴婦人と言われる通り、可憐で花の匂いもいい香りです。 予想以上に咲いていたので、オオヤマレンゲを見るなら祖母山に行くべきだなと思いました。下山で第1吊橋が通行止めで迂回路が出来ていたのですが、迂回路に行く分岐になぜだかロープが張られていて迷いました。梅雨時期に咲くので、天気次第ですが、また来年も祖母山にオオヤマレンゲを見に行きたいです。

ルート図
渡渉(水量が多い)

莇ヶ岳~弟見山 バスハイク “ササユリ鑑賞登山”

【山  域】    山口県周南市・島根県鹿足郡吉賀町

【実施日】    令和4年6月18日(土)

【メンバー】   14名

歩行距離 6.9km  行動時間 4:18 累計標高差 +821、 -759

  • 莇ヶ岳1004 ②弟見山1085

駐車場9:59/10:05~鎖場・巻道分岐10:59~二の鎖11:01/16~莇ヶ岳11:19/27~分岐11:41~P98312:07~展望所12:44~弟見山12:50/13:20~仏峠登山口14:17

【コメント】 

天候が不安定なこの季節、直前まで心配をしていましたが、雨になることはなく、予定通り行うことができたことに感謝しています。

 今回、計画していた莇ヶ岳から弟見山への縦走コースでは、莇ヶ岳では鎖場が、弟見山では、この時期ならではの「ササユリ」が私たちを楽しませてくれるだろうと期待した山行でした。   

 莇ヶ岳の山頂には小さな祠があったのですが、何でも石鎚神社の分祠だそうで、蔵王権現金銅仏が祭られているとか。なるほど、どおりで石鎚山と同様に鎖場が3か所、設けられているのだと納得しました。ネットで事前に鎖場の他に巻き道があることを把握していた私。極度の怖がりのため、迷わず巻き道を選択しました。

 この鎖場コースと巻き道コースは分岐が分かりやすく、鎖場から巻き道にも容易に戻りやすいこともネットで把握できていたので、分岐で別れ、山頂で合流することにしました。山頂に先述の石鎚神社の分祠があるのです。分祠の他にベンチも整備されていて、一休みするのに、ものすごくありがたかったです。

 莇ヶ岳山頂から弟見山まで、お昼は取らずに縦走したのですが、思ったよりアップダウンが続き、蒸し暑さで体力を消耗、お腹ペコペコとなりました。ただ、このルートでは念願の「ササユリ」の大輪が私たちの目を楽しませてくれました。おかげで空腹を多少ごまかせたような気がします。

 「ササユリ」はもっと一面にワーッと咲き誇っているものと想像していましたが、登山道に白や淡いピンク色をして可憐な姿で佇んでいました。ちなみに「ササユリ」って日本固有の花なのだそうです。

 下山後は、たっぷりかいた汗を流すため願成就温泉へ。バスを少し走らせたところで突然バケツをひっくり返したような雨が降り出し、山行中でなくて良かったと、つくづく感謝したものです。

【感想文】  

ササユリ見たさに、莇ヶ岳~弟見山山行に参加してきました。最初から急登が始まり、汗はダラダラです。

とにもかくにも暑い暑い!気持ちがへこみかけた時、駐車場でお会いした地元の方から、「イチヤクソウとトンボソウが咲いているはずだから、教えてあげるよ」と、声かけられました。イチヤクソウは2株咲いていましたが、トンボソウはまだでした。トンボソウの咲く場所に棒で、していただいたそうですが、登りに必死で、スルーしてしまいました。鎖場の分岐で2班に分かれ、私は即、巻道を選択して、山頂へ。360度の展望と斜面のササユリに癒されます。弟見山縦走路は、展望はありませんが、ブナ林の地味なアップダウンの繰り返しです。

山頂で遅い昼食を食べた後、仏峠に向かって下山しました。バスが見えたときは、ほっとしました。この山は、4回目でしたが仏峠の尾根道は初めてでした。ササユリもたくさん見られ大満足の山行でした。

下山後のリーダーからの、差し入れの冷たいジユースは、五臓六腑に染み渡る〈大げさかな〉一気飲みでした。ありがとうございました。

ルート図
ササユリ