祖母山・黒金尾根 “オオヤマレンゲ鑑賞”

【山  域】    大分県豊後大野市・宮崎県西臼杵郡高千穂町

【実施日】    令和4年6月24日(金)

【メンバー】   2名

  • 天狗岩1641 ② 祖母山1756.4

    歩行距離  14.4km  行動時間 8:13

累計標高差  +1869  –1867

 【コースタイム】

駐車場5:32~登山口5:36~第1吊橋5:44~第2吊橋5:51~P1200  7:32/44~天狗の水場8:18~天狗の岩屋8:21~縦走路出合8:37~天狗岩8:47~祖母山9:58/10:00~9合目小屋10:18/50~オオヤマレンゲ群落地10:53/11:00~P1573  11:14~宮原P1402  11:42~P1026  12:27~分岐12:58~第1吊橋13:04~分岐13:23/26~第2吊橋13:29~駐車場13:45

【感  想】 

晴れの予報で気温も高くなるので、予定より少し早い時間からスタートしました。渡渉箇所では水嵩が増していて靴を脱いで渡ろうかと思うくらいでしたが、なんとか渡る事が出来ました。第2吊橋を渡ってから、ずっと登りが続きます。暑さで汗だくになり、水分補給に気を付けながら歩きました。阿部さんがペース配分をゆっくりしてくれたので、あまりキツさを感じずに天狗岩分岐まで登れました。天狗岩付近からは霧がかかっていて、暑さが少し和らぎました。天狗岩に寄って、祖母山山頂へ。あいにく山頂はガスがかかっていて、景色は見えませんでした。9合目小屋で昼食を取り、お目当てのオオヤマレンゲを見に行きました。白い花があちこちに咲いていました。モクレン科らしいのですが、森の貴婦人と言われる通り、可憐で花の匂いもいい香りです。 予想以上に咲いていたので、オオヤマレンゲを見るなら祖母山に行くべきだなと思いました。下山で第1吊橋が通行止めで迂回路が出来ていたのですが、迂回路に行く分岐になぜだかロープが張られていて迷いました。梅雨時期に咲くので、天気次第ですが、また来年も祖母山にオオヤマレンゲを見に行きたいです。

ルート図
渡渉(水量が多い)

祖母山、高千穂オルレと神楽 (バスハイク)

期日 11月27日(土)~28日(日)
参加者   14名

1日目(11月27日 土曜)  祖母山   約6時間

10時過ぎに、祖母嶽神社一の鳥居を出発。舗装道路を30分ほど歩き北谷登山口へ。

10:40、トイレ休憩後、帰りの千間平コースとの分岐を確認し、いざ風穴コースに入る。渡渉箇所はお尻を着けばOKだったので一安心した。紅葉の残りが感じられるブナ?林…初めての景色にキョロキョロしながら、だんだん急になる道を頑張って登って行った。

 風穴の梯子を登って「初めての人は風穴を見てきていいよ」と言われたが、寒くてとても見に降りていく気にはならなかった。風穴を過ぎると氷の世界で、霜柱やツララの芸術に歓喜した。アイゼンを付けた下山者に出会い、この先どうなっているか?ちょっと不安になったが、尾根筋に出ると帰りの稜線や遠くの山々の連なりに目をみはった。

 13:20、山頂到着。昼食。360度のパノラマ景色を堪能できた。

 14:10、帰りは千間平コースへ。30分かかって国観峠到着。氷でツルツルの岩を滑り下りながら「怪我をしませんように」と祈りながら慎重に足を運んだ。この30分が一番辛かった。後は快適な登山道で16:10、一の鳥居に到着。

 晩秋と冬の始まりが感じられた祖母山だった。

 高千穂の夜神楽鑑賞…今回参加した一番の動機で一度見てみたくて楽しみにしていた。天の岩戸伝説にまつわる舞(手力雄の舞・鈿女の舞・戸取の舞)と夫婦円満を象徴した舞の4番を鑑賞した。帰り道の夜空の星がきれいだった。

2日目(11月28日 日曜)  二ッ岳   約4時間半

 高千穂のオルレコースが閉鎖されたため、九州百名山の一つ「二ッ岳」に変更になった。

 9:00、林道を出発。20分で富野尾登山口に到着。

 9:30、登山口を出発。標高差300m以上の急登を、つづら折りやロープはあるが片足分しかない岩場など林の中をはぁはぁ息を切らして登る。 

 10:30、煤市黒原林道登山口に到着。コンクリートを打った痩せ尾根を登り、八幡宮の小さな祠を抜け、ヒカゲツツジを見つけながら急登をロープに掴まって登った。

 11:00、山頂標識が見当たらず右往左往。南峰は諦めて昼食。

 11:50、下山開始。堆積した落葉をガサガサ蹴散らしながら、13:20下山完了。

 名前も知らなかった山だったが、自然林は美しかったので、ヒカゲツツジの新緑の頃ならまた来てみたいなと思う山だった。

 想山会の宿泊山行に初めて参加させていただきました。2日間とも良い天気に恵まれ楽しい山行でした。 2日間頑張れたことで、ちょっぴり自信がつきました。参加された皆さま大変お世話になりました。