洞岳~五葉岳~兜巾岳 周回縦走

【山  域】             宮崎県西臼杵郡日之影町・延岡市

【実施日】            令和4年4月30日(土)

【メンバー】           2名

【登山コース他】

歩行距離 18.3km  行動時間 10:55 累計標高差 +2306 -2305

  • 洞岳(ドウダケ)1242 ②五葉岳 1569.6 ③兜巾岳1479

川の詰登山口5:42~洞岳9:18/21~五葉岳大吹登山口9:55~五葉岳11:33/43~P1488 12:05~奥州屋のわかれ12:11~兜巾岳12:17~上見立登山口15:48/51~民宿河鹿荘16:26~川の詰登山口16:37

【感想文】             

あまり人が歩いてない様で道が分かりにくい上に、途中崩落している箇所やガレ場が多く、とても歩きにくかったです。特に兜巾岳からのロープ場、急坂は緊張しながら下りました。気を使うルートでしたが、新緑が美しく、洞岳付近では山芍薬の群生、五葉岳ではアケボノツツジ、ミツバツツジ、シャクナゲをタイミング良く鑑賞する事が出来ました。

鉱山跡では住宅跡、安政時代に建てられた神社跡など坑道や墓を見る事が出来ました。錫が採掘され、昭和44年に閉山したそうです。山深い中でどの様な生活をしていたのだろうかと考えさせられました。 道探ししながら、鉱山跡や新緑などを見る事が出来て、面白いルートでした。

ルート図
アケボノツツジ越しに傾山

春の交流BBQ登山in金立山

日  時  2022年4月17日(日曜日)

場  所  金立山(佐賀)・金立キャンプ場常設BBQ場

バス 老司→大橋→天神→藤崎→姪浜→野方を廻り参加者をピックアップしてキャンプ場へ

参加者   28名

 山菜狩り・バーベキューに自然保護部として初めて参加しました。 雨天時にも対応でき、担当者に負担がかからず楽しめるようにとの場所選びの下見、食材の準備等、自然保護部を中心にみんなで手分けして行われました。  

当日は、皆さんが金立山に登っている間に、自然保護部でバーベキューの準備をしました。お天気に恵まれ、会員の皆さんが取ってこられたタケノコ料理や皆さん差し入れの、いろんなアルコールで盛り上がり、楽しいバーベキューでした。ワサビ漬け・コシアブラもとても美味しかったです。

楽しい時間もあっという間に過ぎ、片付けとなりましたが、皆さんの手際の良さに驚きました。皆さん自らそれぞれに動き始められ、見る見るうちに片付けが終わってしまいました。準備・片付など、想山会の皆さんの行動力に驚いた一日でした。

正現神社から佐賀平野
金立公園でバーベキューを楽しむ参加者

九州オルレ 八女コース

期  日  2022年4月8日(木)  晴れ

参加者  4名

■コースタイム         

天神日銀前 発8:00→大宰府IC→広川IC→文化交流館駐車場 着8:50→文化交流館駐 発9:00→ タクシー →山の井公園 着9:15 

登山コース

山の井公園①(スタート地点)発9:20~童男山古墳② 9:32~犬尾城址入口③ 10:00~犬尾城址展望所10:03~犬尾城址入口③ 10:05~八女中央大茶園展望所入口④ 10:46~展望所10:52/57~八女中央大茶園展望所④入口11:01~姫道会館11:09~神社・洞(昼食)12:02/29~一念寺⑤12:32/36~江崎食品⑥12:50/13:02~丸山塚古墳⑦13:14~八女リハビリ病院前⑧13:33~福島高校前~乗場古墳13:43~岩戸山古墳⑨13:52/55~岩戸山歴史文化交流館⑩(フィニッシュ地点)着14:01岩戸山歴史文化交流館見学14:20~14:42岩戸山歴史文化交流館発14:47→広川IC→大宰府IC→天神中央公園前着15:45

■歩行時間 

山の井公園①(スタート地点(12分)童男山古墳②(28分)犬尾城址入口③(3分)犬尾城址展望所(2分)犬尾城址入口③(41分)八女中央大茶園展望所入口④(6分)展望所(4分)八女中央大茶園展望所入口④(1時間)一念寺⑤(14分)江崎食品⑥(12分)丸山塚古墳⑦(19分)八女リハビリ病院前⑧(27分)岩戸山古墳⑨(6分)岩戸山歴史文化交流館⑩(フィニッツシュ地点)  

■正味歩行時間    3時間54分

■行動時間(休憩含む全行動時間)   4時間41分   

■距離   約11.6km

■累計標高差 +420m、-425m

八女古墳群の内、童男山古墳・丸山塚古墳・乗馬古墳・岩戸山古墳を散策し、犬尾城址にも立ち寄ったが北部九州では最大規模といわれる前方後円墳の「岩戸山古墳」の大きさに圧倒された。しかし、何といっても青空のもとに広がる茶畑の景観が素晴らしかった。茶畑では一番茶として摘採される葉が芽吹き始めていた。4月中旬ごろから摘採されるらしい。「江崎食品」では懐かしい「ラムネ」を飲みながら、小・中学生の頃を思い出した。期待していた「タケノコ」、今年は裏年なのだろうか?例年に比べ少ないようだったが、頑張って採取した。予定より少し早くフィニッシュしたので「岩戸山歴史文化交流館」に立ち寄り、九州の盟主「筑紫君 磐井」や「古代八女」の歴史を訪ねた。

童男山古墳
八女茶園

クライミング 日向神

【実施日】 2022年4月3日(日)
【参加者】 5名

【コメント】
会のクライミングは四阿屋の予定でしたが、桜が見ごろの時期なので、花見をかねて日向神のゲレンデに変更しました。駐車場の桜はまだ蕾でしたが、ダムの周回の桜は満開でした。
岩登りの方は、道端エリアを登っていましたが、人が増えてきたので午後はトンネルエリアに移動し、それぞれが気に入ったルートを登りました。

金山マイナールート(幻の十字峡・三瀬山・城の山・金山)

期  日   2022年4月2日(土)晴
参加者   13名

タイム;8:40 花乱の滝登山口→ 9:30 十字峡→ 10:47 三瀬山→ 11:08 城の山→ 11:27アゴ坂峠→ 12:21 金山(昼食)12:53→ (新飼谷ルート)→ 14:25 新飼登山口

【コメント】
花乱の滝登山道から分かれて沢沿いの道を行く。倒木や石が多く歩きにくい。整備された登山道と違って頭と体をフルに使って一番歩きやすい所を選んで進む。絶好のボケ防止だ。十字峡に着くと左股をつめる。最後は無理やり登り上がって、林道に出る。ここから三瀬山までの尾根道は気持ちがいい。三瀬峠にぶつかった後は、城の山・金山へ。金山は直登で無理やり登る。これだけ体と頭をフル活用したので、昼食がおいしかった。早春の花たちがひっそりと顔を出していた。下山の新飼ルートはよく整備され、明るくなっていた。たくさんの人に通ってほしい。

花乱の滝登山口近くの沢
アブラチャン群生

九州オルレ 第八回 福岡・新宮コース

期  日  2022年3月17日(木) 晴のち曇(黄砂あり) 

参加者8名

■コースタイム

佐屋バス停(スタート地点)発9:28~六部様9:32~三本松山9:54~古い町並(立花山登山口)~梅岳寺10:40~こみんかみかん10:44~六所神社10:52~独鈷寺11:06~しんぐう愛の丘(昼食)11:22/47~太閤水12:06~夫婦子守大明神12:13~沖田中央公園~JR新宮中央駅13:01~楯の松原13:24~新宮海岸13:32~新宮神社13:40~西鉄新宮駅(フィニッシュ地点)着13:45

西鉄新宮駅(フィニッシュ地点)で解散 (西鉄貝塚線又はコミニュティバス 利用)

■行動時間(休憩含む全行動時間)4時間17分

■行動時間(休憩含まない)3時間37分

■距 離  約11.0km

■累計標高差 +305m、-350m

【コメント】   

コロナや天候不順で延び延びになっていた「九州オルレ 福岡・新宮コース」、8名による賑やかなオルレとなった。スタート地点の佐屋バス停でパンフレットをゲットし出発。最近設置された「六部様(全国の霊場に法華経を納めた行脚僧のこと)」の石碑を見て高速道脇を抜け山道に入る。土筆・ホトケノザ・ネコノメソウ・スミレなどの春の草花を見ながら、このコースの最高点である「三本松山」で立花山を眺める。ミカン畑や竹林・ミツバチの巣箱などの農道を抜け「立花山登山道」の標識を過ぎ、趣ある立花口地区の古い街並みの中を歩く。太い梁の門構えにビックリ!ツバメの巣も久しぶりに見ました。昨年、オープンした「こみんか みかん」に立ち寄る。明治33年に建てられた古民家で、赤松の天井の造形が凄い!隣接する曹洞宗「梅岳寺」を散策し、産土神である「六所神社」でトイレ休憩。本殿裏の階段を上ると、最近奉納された社殿に出会う。さらに「天台宗 独鈷寺」を散策する。道端の白モクレン・早咲きの桜などが綺麗だ。幹線道路から山道に入り、配電鉄塔の立つ「しんぐう愛の丘」で配水タンク越にタワーマンション群・新宮市街地・相島を眺めながら昼食タイム。山から下ると、何百年も絶えることなき湧水である「太閤水」を通過し、小高い丘で「夫婦子守大明神」の赤い鳥居に出会う。池の横に出ると、以前より風景が一変していた。中学校やグランドが整備され、オルレのルートも大きく変わっていた。県道539号線のガードを潜り、市街地に入る。「沖田中央公園」周辺には多くのマンションや イケヤなどの大型ショッピングセンターが立ち並び、正に新都心だ。JR新宮中央駅でオルレスタンプを押し、幹線道路に出る。左手に「団地 杜の宮」、右手に「新宮町役場」を見ながら新宮海岸方面に歩く。一時、通行止めになっていた「楯の松原」へのルートが解禁され、防風林の中を歩いた。清々しい!!砂浜に設置されたオルレ標識「新宮海岸」からは眼前に玄界灘、沖には相島が望める。海岸から引き返すおり「新宮神社」に参拝し、5分でフィニッシュ地点「西鉄神宮駅」に着く。

独鈷寺散策

金山マイナールート(前山・金山・美紀尾根)

期  日   2022年1月22日(土)

参加者    計 14名

【コメント】 8時千石荘からの登山口を出発。20分ほどで坊主が滝から登ってきた道と合流。ここから前山まで急登の尾根が続く。以前は藪だったが、誰かが藪払いをしてくれているので歩きやすい。尾根の途中辺りから雪交じりになってきて登りにくい。50分ほどで前山に着く。訪れる人も少ない静かな山頂だ。せっかく登ってきたが、一旦、大鵬沢分岐まで沢道を下る。ここもほとんど人が通らないが、美しい沢で私は気に入っている。20分ほどで大鵬沢分岐に出る。ここから大鵬沢沿いに、二つの山の神様を経由して登る。沢沿いは雪が吹き溜まっていて10~15㎝位の積雪。動物の足跡しかない雪面をザクザクと登っていく。最後の急登は枝を掴みながら必死に登る。一般道に合流すると踏み固められてツルツルに凍っているところもあるので、アイゼンを装着。歩きにくいが安心感は抜群。11:30、金山山頂に到着。昼食をとる。12:00過ぎ、脊振方向に向かって歩き出す。2つ目の尾根から左に折れ、美紀尾根を下る。結構急斜面なので気を付けながら下降。雪面なのでかえって下りやすいところもあった。皆さん慎重に下る。13:40ごろ千石荘から登ってきた一般道に合流。後はのんびり登山口まで下り、14:25ごろ登山口到着。雪の金山、久しぶりで楽しかった。

前山山頂
美紀尾根(急坂)

新年登山 “井原山水無集落跡地を巡る”コース

期  日   2022年01月16日(日) 小雨のち曇

【参加者 ・ コースデータなど】  

  • 「シシ鍋係」    2名
  •  ①コース 

   参加者   4名

   コースタイム等  野河内渓谷駐車場7:55発~鉄塔尾根8:08~稜線~水無第二鍾乳洞10:14~水無集落跡地10:34~野河内渓谷駐車場11:20 着

  •  ②コース  

参加者   14名

コースタイム等  野河内渓谷駐車場8:00~稜線合流9:08~川原山10:10~水無集落跡10:5~野河内渓谷駐車場11:30着    距離≒9.2km、 累計標高差≒650m

③ コース  

   参加者   4名

   コースタイム等  野河内渓谷駐車場 8:44発~野河内林道~室見川橋分岐~旧道及び散策路

              ~旧水無村集落跡地~野河内渓谷駐車場 11:27着    距離≒6.6km

④ コース  “コンパスによる読図山行” 

   参加者   2名

   コースタイム等  野河内渓谷駐車場8:00発~飯場山10:30~川原山11:00~水無集落跡地 11:45野河内渓谷駐車場12:30 着

【コメント&感想  ①コース】 

 久しぶりの山登りは雨の中の出発となりました。このコースは初めて登りましたが、前半は結構な急登でしたので結構きつかったです。雨の中の山行で寒かったため、途中の水無集落跡地もすべてスルーし下山しました。下山後の冷えた体に暖かいイノシシ汁が、とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

【コメント&感想  ②コース】  

 雨の山行。気持ちが沈むがイノシシ汁を楽しみに登る。前夜の雨で道がぬかるみ、滑りやすいところもあったが みなさん(特に女子!)元気におしゃべりをしながら完歩。おいしいイノシシ汁と焼き芋をいただき今年もたくさん楽しく山に登れそうな予感がした。事故のない一年にしたい。

【コメント&感想  ③コース】 

足に自信がなかったのと水無集落跡地に興味があったので、このコースをえらびました。水無集落旧登山道は「背振山、2万5千の地図」で、野河内渓谷の水無鍾乳洞近くの川に沿った点線の道の部分です。

「室見川橋」の手前で右に折れる道に、新しい案内板ができていました。「水無集落旧登山道整備プロジェクト」で作られたものです。このプロジェクトにずっと関わっていたリーダーの話は、ものすごく詳しく、感心しました。住居跡地はきれいに片付けられていました。雷山小6年の鍛錬遠足で水無鍾乳洞へ来た62年前は、茅葺屋根の家があり、小川を挟んで田んぼが広がっていたという光景を今も鮮明に覚えている人の話が載った糸島新聞を見せてもらいました。住居跡地は「のづら積」という石垣の上にあり、小川に下りる途中の、ちょっとした平地の大きな木の根元には、農業用の石油発動機が、田んぼが広がっていたという草地にある大きなグミの木の下には、耕運機の残がいがありました。どちらも昭和を感じるものです。私も糸島新聞の記事の人と一緒くらいの歳で、タッタッタと力強い音を立てて脱穀機のベルトを回している農業用発動機のことは、よく覚えています。余談ですが、くまさん「篠原勝之」の「骨風」という短編小説集にこの発動機の話があります。

リーダーから住居跡地のもみじの紅葉や色々の草花、山梨やグミなど実のなる木の話を聞き、別の季節にも行ってみたいと思いました。

帰りは周回コースで、現在のルートに合流して 「室見川橋」の方へ下りました。途中、最近の豪雨で道が十数メートルにわたって崩落している所がありました。ガードレールが支柱を何本もつけたまま空中に浮いている様はすごいものです。出来て数十年の現在のルートは被害が深刻なのに、旧登山道はほとんど無被害でした。

最後に水無集落旧登山道を整備された方々や新年登山を企画し、イノシシ汁や焼き芋などをお世話してくださった皆様、ありがとうございました。

【コメント&感想  ③コース】

当日はあいにくの小雨でしたので、登山は中止で鍋だけかと、不埒な考えが頭をよぎりましたが、駐車場についてみると先発隊は既に出発していました。早速、我々も雨に備えてカッパを着こんで、リーダーを先頭にいざ出発。リーダーは、何度も熱心に整備のボランティア活動に励まれただけあって、詳しい説明をしてくださいました。ボランティアの皆さんで、道や小川の整備をされたことや、手作りの道標をみんなで立てたこと。水無には昔、村があったことや最後の村民だった80歳を超えるおばあさんの生活のこと、また道中に置かれていた昭和30年代の発動機のこと、倒れた石碑の「猿」の字が「けものへん」ではなく「てへん」になっていること、そして木々のこと等々、素晴らしいガイド登山でした。特におばあさんが一人、小さな穴の中で暮していた事実は衝撃的でした。

ルート上には、ボランティアの皆さまのお陰で広場のように整備された場所がありました。これは春や秋にお花見やバーベキューを企画した登山が催せるのではないかと思いました。リーダーのお陰で情報がてんこ盛りの楽しい山行でした。

下山後は、出来立てで、とてもおいしい猪鍋とお手製の焼き芋が、おなかを満たし、冷えた体を暖めてくれました。食事を担当していただきました方々、本当にありがとうございました。新年早々、いいことずくめの山行でした。

【コメント&感想  ④コース】  

 リーダーからコンパスと地図の読み方を習いながら登る。最初は藪漕ぎ。なんとリーダーはマイ鉈で倒木の枝を掃いながら、獣道を登っていく。たくましい!ようやく尾根に出て、コンパスを片手に「いまどこにいるのかな?」と予測しながら歩くのは楽しかった。リーダーのコンパスの読み方は、①コンパスを地図の磁北線沿いにあて、②コンパスの赤矢印をN極に合わせるという手間を省くことができる。マイナールートには有効なやり方だ。渓流沿いに集合場所へ向かっていると、お腹がグウグウとなり、「早く暖かいイノシシ汁を食べたいな」と思った一日であった。

水無集落跡地
下山後渓谷駐車場横でシシ鍋

九州オルレ(第七回) 筑豊・香春 コース

期  日   2021年12月15日(水) 晴
参加者   6名

登山コース

JR採銅所駅 9:45 発~矢山の丘登山口10:00/04~青春の門10:08~夫婦杉10:15~矢山の丘 10:23/29~御長生金山跡 ??~御長生の滝10:46/50~車道合流10:51~神間歩公園11:00/05~柿畑~JR交差(トンネル)11:11~珍竜軒(ラーメン)11:16~甘木橋11:20~見晴らし展望台11:35/12:05(昼食)~竹林12:07~六十尺鉄橋展望台12:26/28~道の駅「香春・わぎえの里」12:40/50~鏡山火薬庫跡12:52~万葉公園~小富士山・愛宕山 登山口12:56~ふくろう岩展望所13:09/11~貴船神社13:18~上高野観音寺13:22/23~「標識」香春岳13:33~オルレカウンター13:39/40~高野口(時計台)13:44~伊能忠敬13:47~元光願寺の大クス 13:50~延命地蔵尊13:52~香春神社14:10/20~香春小学校~跨道橋~役場~JR香春駅 14:40 着

■正味歩行時間(休憩含まない)     3時間40分
■行動時間(休憩含む全行動時間)   4時間55分    
■距離  約12.1km   
■累計標高差 ∔515m、 -565m

前回の奥豊後コースと同様に、ゴール地点(JR香春駅)からスタート地点(JR採銅所駅)までJRの旅を楽しんだ。大正4年築造の趣ある駅舎を出発。「JR八幡駅~牛斬山ロング縦走」の時歩いた道の一部を逆歩し、矢山の丘登山口で衣服調整。予報では最高気温が15℃、暑くなりそうだ。竹林の中、青春の門や夫婦杉を見ながら標高差150mのジグザグ道を登る。一汗かいて矢山の丘に到着し、愛の鐘を鳴らす。採銅所地区を展望の後、下山。登山道の左手は竹林で、太さ20cmの竹も見られた。御長生金山跡を見逃し直ぐ下の水量の少ない御長生の滝を見る。神間歩公園では銅鉱山の跡を見学。柿畑を通過しJR日田彦山線との交差を トンネルで抜ける。金辺川に架かる甘木橋を渡り 「見晴らし展望台」で香春岳や竜ゲ鼻を望みながら昼食。切株上ハロウィンの置物が可愛い!タケノコ栽培されている立派な竹林を抜け、六十尺鉄橋展望台では鉄道マニアの気持ちで風景を楽しむ。道の駅「香春」でトイレ休憩。鏡山火薬庫付近でムラサキシキブや美男カズラに出会う。少し荒れた万葉公園を過ぎ、小富士・愛宕山登山口を見送り、ふくろう岩へ。バイパスの法面を下り、貴船神社や上高野観音寺を散策。小川に多くの錦鯉が泳いでいてビックリ!農道やあぜ道を歩きながら田園風景を楽しむ。標識「香春」から見る香春岳、正に故郷の山だと感じた。オルレカウンターで今日の参加者6人をカウントし、時計台のある高野口を通過。伊能忠敬の碑を見て、元光願寺の大クスに圧倒される!延命地蔵尊に参拝し住宅街を通り、香春神社に到着。巨大な山王石に驚く。香春岳一ノ岳から落石したのに社殿に傷が付かなかったとの事、神がかりのように思えた。石の上に置かれた小さな鳥居に石を投げてみた。なかなか上手くいかない。乗った時には思わず笑みが!千年以上の歴史を持つ社殿には、新しい年を迎えるしめ縄が奉納されていた。ここの大イチョウや大クスも立派だった。石段を下り参拝を終了。金辺川沿いを歩きながら、一ノ岳の石灰岩砕石所を眺める。跨道橋を渡り役場前を通過し、ほぼ予定通りの時間にゴール地点のJR香春駅に到着。天気に恵まれ心地よいオルレを体感できた。

矢山の丘の竹林
見晴台から香春岳・三の岳を望む

金山マイナールート

期   日:2020年12月4日(土)
メンバー:12名

【コメント】

 8:55に千石荘から登り始める。坊主沢源流に行く道に下る。沢を渡ってすぐの尾根を登りあがる。(勝手につけた名前 第1尾根)最初は木をつかみながら登る急登。その後、気持ちのいい尾根道になる。最後に急登を登って笹が出てきたら稜線はもうすぐ。笹の中を頑張って登るとブナ林の稜線にポンと出る。いつもながら一般道に出るときは気持ちがいい。 すごい強風と寒さだった。手がかじかむ。ゆっくり登ったので約3時間かかった。その後は、金山山頂で昼食をとる。強風と寒さもあり、美紀尾根は宿題として通常ルートを千石荘登山口まで下る。13:55着。