江代山(津野岳)・市房山 / 矢立高原キャンプ場 泊

【期  日】  2025年10月27日(月) ~28日(火)

【山  域】  脊梁山地の南部に位置する。江代山(H=1,607m)・市房山(H=1,721m)

【参加者】  4名 

コースタイム 他  

 (江代山) 10:50湯山峠上の林道 → 12:30江代山12:45 → 14:05湯山峠上の林道

 (市房山) 6:35登山口(赤い鳥居) → 7:35市房神社(四合目) → 9:55七合目 → 10:50市房山11:20 → 12:15七合目 → 13:20市房神社 → 14:10登山口

【コメント】

27日 福岡を7時前に出て、10:30登山口に着く。湯山峠を左の林道に入りしばらく登って360度カーブする所に車を駐車する。

谷沿いの道に入る。5月に行った時には道があったが、伐採でとても分かりにくくなっていた。右手に谷を見ながら伐採跡を歩く。所々に道が現れる。谷を登りあがるところに「クジラ岩」(勝手に名前を付けた)がある。これを目印に右に折れ尾根を歩く。ここから気持ちのいい森が続く。テープもあり道もはっきりしている。稜線に上がり込む。江代山の姿も見えてくる。振り返ると市房山も見えてくる。馬酔木の稜線を辿ると程なく江代山に着く。脊梁の山が見渡せる。往路を辿る。4時間余りの山だったが大変疲れた。

夜は矢立高原キャンプ場バンガロー(一人2,970円、調理道具や食器類あり)で、すき焼き女子会。

28日 4時起床。ご飯を炊いて朝ごはんと昼食のおにぎりを握る。6時にバンガローを出て6時20分に市房山キャンプ場上の登山口に駐車。赤い鳥居をくぐって、まず参道を登り始める。1000年を超える大杉が林立して私たちを迎えてくれる。1時間ほどで市房神社に着く。登山の無事を祈る。山の中に佇む雰囲気のある神社だ。ここから七合目までは、梯子やロープの連続と急登で苦労した。台風の影響であちこち崩れていて、その度に修復しているようだ。七合目を過ぎると傾斜はやや緩やかになり、鬱蒼とした森から低木にかわっていく。周辺の山々も少しずつ見えてくる。2度ほどの偽ピークにがっかりしながらも、約4時間で山頂に着く。おにぎりを食べ昨日登った江代山や霧島連山を眺めながらゆっくりする。下山は往路を辿る。湯山温泉元湯に入って帰福。

    全員が2座を踏めたこと、怪我無く下りてきたことが何よりだった。 

【感 想】

江代山は、林道から森の中は、ワクワク感がありました。稜線で、急に風が変わるのが感じられ、とても楽しい山行でした。

市房山は、私にとって、とても急登な険しい山に感じられました。スタートの市房神社参道は、杉の大樹が沢山あり、迫力がある森を歩き、それから急登ガーデン続き、必死に登り、降りました。山頂は、とても素晴らしい絶景でした。 バンガローも、食事も、温泉も、とても楽しい時間でした。この2日間、色々なことを学ばせてもらった充実した時間でした。参加してよかったと思います。ありがとうございました

市房山 山頂

雲仙普賢岳  “紅葉観賞” (シニア山行・バスハイク)

【期  日】  2025年10月26日(日) 晴~曇

【山  域】  長崎県の島原半島中央部にある20以上の山々からなる火山群の総称

【参加者】  16 名

コースタイム 他  

 「往路」 福岡市役所前 7:00 発 → 基山SA 7:20/30 → 大村湾PA → 二田峠駐車場9:40 着

二田峠駐車場9:50 発~仁田峠駅9:55/10:02~ロープウェイ~妙見岳駅10:07/12~妙見岳10:20/23~国見岳分岐10:40~風穴分岐10:57~もみじ茶屋10:59/11:04~普賢岳(昼食)11:40/12:10~もみじ茶屋12:38/45~風穴分岐12:47~国見岳分岐13:07~妙見岳13:24/32~妙見岳駅13:37/44~ロープウェイ~仁田峠駅13:49~二田峠駐車場13:55 着

■正味歩行時間(ロープウェイ・昼食を除く) 3時間25分 ■行動時間(休憩 ・ロープウェイ含む) 4時間05分

■歩行距離(ロープウェイを除く)  約 3.1㎞        ■累計標高差(ロープウェイを除く) ±390m 

「復路」 二田峠駐車場14:10発 → 基山SA 17:00/10 →福岡市役所前17:40 着

【コメント】 

「メンバーの体力も考慮して当初計画していた、風穴を経由して、立岩の峰、普賢岳を周回するコースからロープウェイ妙見岳駅から普賢岳へのピストンコースでの山行となりました、残念ながら、期待していた紅葉を見ることはできませんでした」

【感想・コメント】 

サブリーダーとして参加しました。コースもシニア仕様となり、妙見岳 ⇔ 普賢岳 往復の最短コースとなりました(以前は駐車場から妙見岳~普賢岳~あざみ谷経由で周回できましたが、あざみ谷が豪雨被害で通行止めの為)。普賢岳には何度か登りましたが、ロープウェイに乗ったのは初めてで、眼下に広がる紅葉を楽しみにしていました。しかし2週間ほど早かったのか?まだ、夏山状態でした。妙見岳駅の展望台からは野岳や有明海の展望を楽しみました。妙見神社から妙見岳山頂へも通行不可になっていました。国見岳分岐間の急坂も豪雨の影響でところどころ悪路になっていました。木々の間から普賢岳・平成新山・国見岳の展望を楽しみながら進み、もみじ茶屋で小休止。ここから岩場の急峻な道を途中で一息入れながら普賢岳に登頂。

多くの人で賑わっていました。平成新山と名付けられて30年が過ぎた今でも山頂からは煙のような熱気が見られる。地球は生きている!スゴイ!!

紅葉観賞とはいかなかったが、多くのフジバカマや???ノギクが目を楽しませてくれた。又、女性軍の楽しい笑いに癒された山行だった。

【感  想】 

やっと夏の暑さから解放された日に普賢岳を目指した。天気も上々、風も適度に吹いて穏やかな山行となった。当初参加人数が少ないので、どうなる事かと心配したが、幸いにも他会の方々の協力を頂いて、総勢16名のチームになった。

 妙見岳駅までは往復ロープウェイを利用し、上りの妙見岳駅で会長の見送りを受けていざ出発。
シニア山行らしく往復4時間の最短コースのピストンで、息が上がる事も汗をかく事もなく山頂へ。頂上からは平成新山が目の前に見え、荒々しい溶岩ドームの頂からは薄い煙が上がり、あの時の大惨事が嘘のような静けさだった。亡くなられた方々、被災された方々に思いを馳せるひと時となった。普段は、自然の素晴らしさや人の温かさに触れることの多い山行であるが、今回のような心に沁みる山行も良いものだと思った。

普賢岳山頂
国見岳分岐手前から普賢岳・平成新山

背振全山縦走 福吉駅~真名子 13km

(50周年記念山行 背振全山縦走 第一回目)

【実施日】  令和7年10月25日(土)  曇

【山  域】  背振山系  十坊山・浮嶽・女岳

【メンバー】  8名

コースタイム 他

まむしの湯8:33~十坊山9:52~浮嶽12:14~女岳14:00~女岳北登山口14:40

距離 9.3㎞、   時間 6時間、   のぼり 1,249m   くだり 745m.

【コメント】

福岡想山会では以前「脊振全山縦走:福吉駅から原田駅まで約78kmを2日間 48時間」で計画していました。挑戦した会員の十数人が完歩しています。

私もこの会に入会するきっかけとなった山行の一つでした。未だ、想山会に入会していない山歩きを始めた頃、脊振全山縦走の記録を見て初めてテントを購入し、ネットで記録を検索しました。その時に参考にしたのはリーダーの記録でした。印刷してリーダーが歩いたコースをその通りに歩いてみました。リーダーが水を頂いた民家を訪れ水を頂きました。その時のご婦人が、この頃よく山登りをする方が水をもらいに来ると笑いながらお話をされたのを覚えています。

1泊目は羽金山手前にテントを張りました。2泊目は井原山山頂でした。井原山まで精一杯で下山して曲渕の地鶏屋で生ビールを飲んで自宅に帰りました。

リーダーの記録がきっかけで想山会を知って入会をしました。入会をしましたらリーダーのフアンがたくさんいらっしゃいました。ラブレーターを書いて入会された方もいました。

「のぼろ(2016年季刊)」に掲載されてある「日帰りでつなぐ脊振全山縦走」を参考に「6回シリーズ」を計画しています。 大先輩の足元にも及びませんが脊振全山縦走、無事に皆様と完歩したいと思っています。

九州オルレ “小丸川コース & 大入島コース”

【実施日】  令和7年10月04日(土)~05日(日)

【山  域】  小丸川コース : 宮崎県 木城町~高鍋町

大入島コース : 宮崎県 佐伯市

【メンバー】  16名

コースタイム 他

10月04日(土) 小丸川オル
7:00福岡市役所→基山→11:30大年神社鳥居スタート〜高鍋大師〜持田古墳群〜坂本坂下より

バスで木城温泉館「湯らら」 入浴→民宿[三休]泊

10月05日(日)大入島オルレ
6:20民宿→佐伯フェリー乗り場8:00フェリー→8:15堀切〜8:30食彩館スタート〜船隠〜天向山〜食彩館ランチ〜遠見山〜13:30石間港14:00フェリー→14:15佐伯フェリー乗り場→基山→

福岡市役所18:00

【感 想】               

初めて参加したオルレでした。

天候にも恵まれて、雨に降られる事もなく楽しいオルレでした。

登山とは違い、オルレのリボンや立札を見つけながら、迷子になったりと皆でわいわいと楽しみました。

次回も楽しみにしています。宜しくお願いします。

【感 想】               

初めての『オルレ』参加でした。

可愛い「オルレマーク」の矢印や「リボン」を目印に歩きました。マークを確認して歩くため、見当たらない時は探し、迷って戻ったりと、日頃とは違う冒険的な感じで面白かったです。自然は、もちろんだけど畑や民家の路地などの中を歩いたり、地域の歴史などに親しめました。小丸川では、畑の中にたくさんの古墳がある中を歩いて感動でした。

 オルレはコースが決まっているため、ただついて歩くのではなくて、しっかり地図を見る勉強が必要だなぁと反省もしました。

2つのオルレコースと、温泉や旅館の夕食・朝食もゴージャスで、船にも乗ったし、いろいろ盛りだくさんの経験ができた充実した2日間でした。参加できてよかったです。

四王寺山  33ヶ所石仏巡り

【実施日】  令和7年9月28日(日)

【山  域】  太宰府市・大野城市・糟屋郡宇美町

【メンバー】  2名

コースタイム 他

  • 大原山 354m  ②▲松川 272.2m  ③大城山(四王寺) 410m  ④水瓶山 212.2m

原山記念碑7:18~黒岩神社鳥居7:21~⑪7:57~⑫7:58~⑬8:12~⑭8:18~⑮大原山8:22~⑯8:31~

⑰8:34~⑱8:37~⑲8:45~▲松川8:54~鮎返しの滝9:05~⑳9:05~屛風岩9:22~㉑9:23~㉒9:50/52~㉓9:56~㉔10:16~㉕10:32~毘沙門堂10:33~大城山10:35~㉖10:43~㉗10:58~㉘11:06~㉙11:13~㉚11:17~㉛11:22~㉜11:26~㉝12:00~⑩12:16~⑨12:19~⑧12:21~⑦12:25~⑥12:30~⑤12:32~焼米ヶ原(大野山・四王寺城址)12:32/40~④12:48~③12:49~②12:50~①13:09~水瓶山13:17/20~原山記念碑13:30

歩行距離 13.7km  行動時間 6:12 累計標高差+1049 -1048

【コメント】             

四王寺山の石仏は江戸時代中期の寛永12年(1800年)に福岡市下呉服町にある国松石材の3代目が建立されたとのことなので225年前のもので、新四国三十三ヶ所霊場の札所として明治から大正の頃まで参詣者の香が絶えなかったらしいです。

天気が心配でしたが、雨に降られることなく石仏探しも楽しく、全体の石仏巡りができました。

京丈山~雁俣山 ”トリカブト鑑賞”

【期  日】  2025年9月27日(土) 

【山  域】  九州山地北縁

【参加者】  2名

コースタイム 他 

黒原登山口8:15~分岐8:33~P1326 9:02~京丈山9:48/51~展望所9:55/10:19~京丈山10:26~P132611:13~分岐11:40~雁俣山12:38/13:01~二本杉分岐~13:31~登山口13:50

行距離 13.5km   行動時間 5:35  累計標高差 +1,049m  -1,049m

【コメント】

当初は二本杉から登る予定でしたが、雁俣山に近い所に登山口があるとの情報を得て、そこから登りました。

京丈山まではアップダウンはありますが、歩きやすい道でした。そこから雁俣山山頂付近の道は急登で、設置されているロープを掴みながら、登りました。楽しみにしていたトリカブトは山頂付近や展望所付近に群生地があり、丁度見頃でした。鶏のトサカの様な個性的な形ですが、茎に花が沢山付いていて華やかでした。

  天気にも恵まれて歩きやすかったです。

トリカブト

井原山 “一輪草 ・ 二輪草  鑑賞”

【実施日】  2025年 4月20日(日) 

【山  域】  背振山系 井原山

【メンバー】 13 名

【コースタイム】

7:53キトク橋登山口→8:42アンノ滝→10:20井原山10:30→11:00新村分岐(昼食)11:30→12:00第二水無鍾乳洞→13:00アンノ滝→13:33キトク橋登山口

【コメント】

雨模様であったが止みそうなので出発。渡渉や岩場もあるので気を付けて進む。新村分岐から第二水無鍾乳洞への谷には、二輪草がたくさん咲いていた。天気が悪かったので花は大きくは開いていなかったが、道の両側や斜面いっぱいに咲いていて圧巻だった。みなさん長い道のりを元気に歩いて予定通りの時間に下りてきた。

 キツネノカミソリの葉がたくさん茂っていた。7月下旬は期待できそうだ!!

【感  想】                  

天候は曇りで、行動中は幸い雨も降らず、タイムスケジュールも予定通り終えることができました。山はお花畑で、二輪草・一輪草・珍しいお花もいろいろ咲いており、先輩方に花の名前を教えていただきながらとても楽しい山行でした。

ニリンソウ

裏英彦山

【実施日】  2025年 4月19日(土) 

【山  域】  英彦山 山系

【メンバー】  8 名

【コースタイム】

青年の家 駐車場7:57~薬師峠 ・裏英彦山道入口8:33~南岳山頂(コーヒータイム)10:17/11:11~

鬼杉(昼食)11:57/12:26~奉幣殿14:00~青年の家 駐車場14:45

距離 10.2 km、  総時間 6時間48分 (行動時間 5時間02分+休憩時間 1時間46分)

【感  想】  

縦走はあまりしたことがないので付いて歩けるのか、こけないかなど不安で一杯だった時に、地図を送ってもらいました。読図すると英彦山の南面が転げ落ちる位の斜度になっていた。リーダーにラインで「転げ落ちないでしょうか?」と相談すると、「ゆっくり歩けば大丈夫」とアドバイスをもらう。

安心して当日8時に英彦山青年の家に到着。メンバーは全員集まっていたので急ぎ支度をする。みんなで集まりリーダーから注意事項をもらい、自己紹介をする。

さっそく山行開始。朝の光が差し込む豊かなブナ林を歩くと、少し緊張していた心を爽やかな風がほぐしてくれる。みんなのおしゃべりを聞きながら歩いていると、ルンゼ一面丸い岩が苔むした岩稜帯に入る。上を見上げると、切りあがった崖の根本から岩稜帯は始まり、下はブナ林の中に溶け込んでいる。遠く「でカケス」が“ギャアギャア”叫んでいた。ルンゼを渡り樹林帯の中の長い急登に入る。今日は長靴からアプローチシューズに履き替えてきたので足元は軽く、急登も何とか付いて行くことができた。山頂までは自分のことで精一杯で黙々と登った。

山頂でお茶休憩。コーヒーを入れてもらい啜る。みんなの笑い声と素晴らしい景色に想山会に入会して良かったと改めて思った。

だが、ここから心配の南面下り。覗き込むとい思った通りの斜度、しかもガレ場。つまずくと2,3mは転げ落ちる。一歩一歩岩に足を乗せ、ソールにフリクションを感じながら、石の角度にスメアを合わせ降りて行った。長い下りに膝は少し笑い始めたが、リーダーたちと楽しくおしゃぶりさせてもらい何とか切り抜け鬼杉へ。何度も偽鬼杉にガッカリしながら本当の鬼杉へ到着。樹齢何年と教えてもらったけど、きつかったので覚えられなかった。

お弁当を食べて出発。南面は藪が深く注意しないとルートオフする地形だが、朝からリードをしてくれていた同僚が、分岐で確認をしながら正解を切り開く。しかも健脚だ。彼の健脚に付いていけず少し遅れながら、おしゃべりを楽しむ。澄み切った沢を何度か渡り、神社に到着。15分ほど休憩中、しびれた足を靴から引き出し風に当てる。ムズムズした親指を指でつまむと「ジン」とした 神社からもう一息歩き。青年の家に到着時はへとへとになり、トータル約11kmの行程にふくらはぎが硬くなっている。だが、みんなで歩く山行は笑いがありとても穏やかな気持ちになる。充実した山登りだった。

ケルンの谷~南岳間の岩場
鬼杉 前にて

二上山 “アケボノツツジ鑑賞”

【山  域】  九州脊梁 宮崎県西臼杵郡高千穂町・五ヶ瀬町

【実施日】  令和7年4月14日(月)

【メンバー】 2 名

  • 二上山男岳1082m   ② 二上山男岳東峰1079m  ③ 二上山雌岳989.2m

歩行距離 2.8km   行動時間 1:53  累計標高差 +331 -332

杉の越7:37~三ヶ所神社奥宮7:44~男岳8:01~男岳東峰8:04~藪漕ぎ~道路出合8:40/43~

雌岳8:55/59~道路出合9:23~杉の越9:31

【感 想】        

高千穂町と五ヶ瀬の境にあり男岳、女岳の2つの峰に分かれていることから二上山と呼ばれているそうです。

男岳登山口から登り始めると沢山のミツバツツジが出迎えてくれました。30分程進むとリーダーお得意の藪漕ぎ(笑)が始まり、笹藪が顔に当たったり帽子が脱げたり、アララ、アララと独り言を言いながら進むこと20分、道路に出て今度は女岳登山口へ。登り始めるとミツバツツジ、アケボノツツジ、タムシバが咲きほこりとても美しかったです。 帰りは通潤橋側の通潤山荘に立ち寄り温泉、お昼定食を頂き、本日も楽しい山行でした。事前のリサーチや長距離運転。リーダー、本当にお疲れ様でした。

アケボノツツジとタムシバ
三ヶ所神社奥宮

“春の交流会in 立花山”

【期  日】  2025年 4月13日(日) 晴…風強し

参加者・コースタイム 他 

  • 長谷ダムコース

参加者 : 8 名

      コースタイム

8:00長谷ダム→9:16三日月山9:30→10:11椅子のあるところでコーヒータイム10:35→10:49立花山大クス→11:05立花山(野点・昼食)12:00→12:33三日月山 →13:40長谷ダム

行動時間 約5時間

  • 三日月山霊園コース

参加者 : 12 名

コースタイム

三日月山霊園駐車場9:10→9:40三日月山10:00→10:50立花山大クス11:00→11:10

立花山(野点・昼食)12:00→12:40三日月山霊園駐車場

               歩行距離 5.2㎞   行動時間 3:30    累計標高差 ±480m

  • 下原コース     

参加者 : 6 名

コースタイム

鷲尾大権現駐車場9:21~鷲尾桜9:33~白岳9:51/56~松尾山10:08~馬責め場10:35/37

~大クス10:41~立花山10:54/11:57(野点・昼食)~下原分岐12:21~三日月山12:27/34~

下原分岐13:04~下原登山口13:04~鷲尾大権現駐車場13:06

               歩行距離 5.7km   行動時間 3:45   累計標高差  +648m -648m

  • 個人参加者 : 2 名         計 28 名

【感 想 他】  :  長谷ダムコース  

8名で8:00に出発。まず、九十九折れの急登を一気に稜線まで登る。その後は、気持ちのいい稜線を進む。里山の習いで、いろいろな枝道があるので入り込まないように気を付けて進む。自然林の中の気持ちのいい尾根が続く。三日月山での展望を楽しんだ後、立花山大クスへ。大クスへ行く途中の椅子がある不思議な場所に着く。Yさんが「まだ早いからここでコーヒータイムを」と言って、あっという間に「Yカフェ」が開店。

おいしいコーヒーとFさん提供のお菓子で一息。一息しているころに「下原コース」のメンバーが到着。その後、「三日月山霊園コース」のメンバーが到着。3つのコースメンバーが時間差で立花山山頂に着く。山頂では「なんちゃって野点」を楽しみ昼食。前夜の暴風雨が嘘のような青空だった。いろいろなコースで一つの山に登る集中登山もまたいいなと思った。この山域に始めて登る方もいた。この山域の良さを紹介できてよかったと思う。

【感 想 他】  :  三日月山霊園コース 

 高齢者が多かったのか?計画より20分早く、小学生のグループに見送られて?出発。朝方までの雨で急坂の登山道は滑り易いのでは?と思っていたが、意外と大丈夫だった。三日月山で一休み!ワラビが頭を出していた。尾根道を立花山に向い快調に歩く。下原分岐を右折し大クスへ。途中、休憩用の椅子が設置されている場所で、長谷ダムグループと出会う。コーヒータイムには間に合わず残念!大クス周辺では3グループが遭遇し、大クスを順番で見学。その大きさに感動!

 オオシマザクラの下で「野点」、女性軍の指導で茶筅を使用してお茶をたててみた。味は変わらないだろう!各グループごとに集合写真を撮り、会長の締めの挨拶で“春の交流会in 立花山”は無事終了。

【感 想 他】  :  下原コース 

立花山は九州百名山でもあり様々な登山口があります。わたしが好きなルートは、自然を感じられ立花口と下原口ですが、ピークハンターでもあるので白岳・松尾岳も登頂できる下原口を選択しました。

下原口の入口には鷲尾大権現があり、そのすぐ上には桜のシーズンには山肌がピンク色に染まる鷲尾桜があります。本年4/2にこの桜を観に行ったときには満開の桜が見事でしたが、今回は残念ながら既に散ってしまっていました。 立花山という名前は正確には白岳・松尾岳・大つぶら・小つぶら・大一足・小一足と最高峰である一般的には立花山と呼ばれている井楼山(セイロウヤマ)からなる山々の総称なのです。歴史を紐解けば、ご存じの通り戦国時代に立花宗茂が薩摩軍を撃退した立花城址でもあります。井楼山の下にある石垣跡(ほとんどの石垣は解体されて福岡城の築城に使われた)を見て山頂に登ると桜餅に使われるオオシマザクラは満開で、その木の下で野点を行い、落ちてきた花びらが風流でありました。いつもは人から戴くばかりの抹茶ですが、Tさんにやり方を教わり、今回は初めて自分で点て、おかわりまで戴き楽しい体験ができました。