脊梁山地 (山中ツエルト泊)(樅木富士~ウードヤ山~五家宮岳~南平家山~夫婦山~後平家山~国見岳往復)

実施日  2022年10月29日(土)~30日(日)

参加者  4 名

【コースタイム】

(29日) 樅木(107分)樅木富士(41分)ウードヤ山(85分)五家宮岳(53分)南平家山(59分)夫婦山(66分)後平家山(109分)テント場            約8時間半

(30日) テント場(60分)国見岳(150分)南平家山(48分)夫婦山(56分)南平家山(50分)五家宮岳(65分)ウードヤ山(38分)樅木富士(48分)樅木        約8時間半

樅木集落から国見岳までの往復だった。アップダウンの繰り返しでほとほと疲れた。しかし、南平家山から上の尾根は。紅葉が素晴らしかった。脊梁らしいのびのびとした木々。明るい森。自然が作り出した、ため息が出るほど素晴らしい造形。

稜線上は、踏み跡や道標があまりなく地図を片手に現在地を確認しながら進む。ある程度の読図力がいる山域だ。その故か、人にはほとんど会わず静かな山旅だった。

国見岳山頂からは、展望が素晴らしく雲海の中に高千穂や市房山が浮かんでいた。また、春に訪れたい。

ただ、樅木からのこの尾根は半端なくきつい。行くなら覚悟して登ることだ。

4人の参加者の中で2人のザックに問題が起きた。一人は肩ひもが完全に切れ(しかも一日目のウードヤ山で!) 一人は肩ひもがちぎれかかった。どちらも応急処置で事なきを得た。どちらも細引きが活躍した。

細引きは山行の必須アイテムだと痛感した。

夫婦山付近の紅葉
国見岳山頂(雲海に浮かぶ山)

四阿屋クライミング

【実施日】  令和4年10月15日(土)

【参加者】  6 名

久々の四阿屋は天気に恵まれ、クライミング日和となりました。 ゲレンデについた後は、軽くストレッチを行って、やさしいルートでアップをした後、それぞれが目標にしているルートにトライしました。

スプリングギャル (10a/b)
リトルドラゴン (11b)

金山マイナールート(千石荘~カン尾根~金山~千石荘)(中級)

日  時 :   2022年10月15日(土)  晴

山  域 :   背振山系 金山

参加者 :   15 名

コース :  千石莊登山口8:00~坊主ケ滝分岐8:45~坊主源流分岐9:05~カン尾根分岐9:40~縦走路合流10:40~金山肩(昼食)11:45/12:10~金山山頂12:15~分岐12:50~坊主源流分岐13:15~坊主ケ滝分岐13:40~千石莊登山口14:20

           行動時間 ≒ 6時間20分、 距離 ≒ 8.1km、 累計標高差 ≒ ±835m

 

 8時に千石荘の登山口に集合。秋晴れの下出発。15人の大所帯だが皆さん足取りは軽い。坊主滝分岐を通り過ぎ、ほどなく坊主沢源流へと左側に下っていく。小さな沢を渡り沢の横を通る部分は滑ると危険なので慎重に通過する。坊主沢源流に行く道は感じのいい道。1ケ月後の紅葉の時期にもう一度必ず訪れたい場所である。
右手に2mほどの滝を見る。カン尾根の入り口だ。ここから急登が続く。大人数なのでゆっくり進む。木の幹をつかみながら(幹が枯れていないか確かめながら)体を少しずつ上げていく。40分も登ると傾斜が緩くなるところに出る。ここで珍しい植物に出会う。「アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)」というとのこと。ここから左に道をとり、脊振山系の縦走路まで15分程度。笹をかき分けて急に縦走路に出る。ここは、脊振山からくると小爪峠・西山分岐を通り過ぎ少し行ったところ辺り。ここから1時間ほどで金山山頂。山頂手前の新年登山時に「ぜんざい」を食べた場所で昼食。会長と愛犬パルちゃん会う。パルちゃんは15人の怪しいおじさん、おばさんに囲まれ心臓バクバク!おびえていた。山頂付近はスズメバチが威嚇していた。気を付けること!!  下山は、一般登山道で下る。

新設された金山山頂肩の標識

東北: 岩木山・八甲田山・岩手山

【山  域】             青森県・岩手県

【実施日】            令和4年10月6日(木)~11日(月・祝)

【メンバー】           2 名

10月7日(金)  岩木山  青森県弘前市

  • 御倉石1552 ②岩木山1624.6 ③鳥海山1502 

歩行距離 3.9km   行動時間 2:56  累計標高差 +465  -465

8合目ターミナル8:36~登山口8:38~大館鳳鳴ヒュッテ9:11~御倉石9:27~岩木山9:40/10:05~

大館鳳鳴ヒュッテ10:23~鳥海山10:41~鳥ノ海南観測点10:47/56~鳥海山11:02~リフト9合目駅11:07~8合目ターミナル11:32

東北に着いた10/6にちょうど岩木山・八甲田山・岩手山が昨年よりも11日早く初冠雪を迎え、紅葉を通り越して一気に雪景色になりました。岩木山には津軽岩木スカイラインを車で上り、8合目からの八百長登山。雪を纏った津軽富士とも呼ばれる青森県最高峰の岩木山からは、北海道やこれから登る八甲田山・岩手山が見渡せました。

10月8日(土)  八甲田山  青森県青森市・十和田市

  • 茂萢岳(タモヤチダケ)1324 ②赤倉岳1548 ③井戸岳1550 ④八甲田山(大岳)1584.5⑤小岳1478

歩行距離 15.1km   行動時間 7:20  累計標高差 +1182  -1182

酸ヶ湯駐車場6:43~毛無岱登山口6:47~毛無岱P1025 7:31~宮様分岐8:09~大岳・田茂萢岳分岐8:53~田茂萢岳9:06~リフト駅分岐9:11~大岳・田茂萢岳分岐9:38~P1521 10:02~赤倉岳10:13~井戸岳10:21~大岳鞍部避難小屋10:38/42~大岳11:11~鏡沼11:18~小竹分岐11:43~小岳12:09/21~小竹分岐12:44~仙人岱・八甲田清水辰五郎12:47~八甲田山神社登山口13:58~駐車場14:03

八甲田山といえば新田次郎の小説「八甲田死の彷徨」や高倉健主演の映画「八甲田山」での明治時代に起きた陸軍の雪中行軍遭難事件の印象が強く、厳しい山のイメージでしたが実際には池塘が多い草紅葉の穏やかな山容でした。山頂はガスで展望がありませんでした。

10月9日(日) 岩手山 岩手県滝沢市・八幡平市

  • 馬返し▲609.3 ②鉾立1730 ③岩手山2038

歩行距離 13.1km   行動時間 6:49  累計標高差 +1528  -1529

第2駐車場8:06~馬返し▲8:09~馬返しキャンプ場8:11~馬返し登山口8:16~分岐8:40~一合目8:54~三号目(旧道)9:16~鉾立(七合目)10:54~八合目避難小屋11:03/17~不動平11:32~岩手山12:05/08~岩手山神社奥宮12:20/23~不動平12:35~八合目避難小屋12:48/53~鉾立(新道)13:00~P1294

13:46~三合目14:11~馬返し登山口14:48~馬返しキャンプ場14:51~第2駐車場14:54

岩手山も岩手富士と呼ばれる美しい形をしていますが、晴れ予報であったにもかかわらず7合目以降は

ガスで展望がありませんでした。9合目からの御鉢巡りは突風で飛ばされないように防風姿勢をとりながら歩きました。

岩手山山頂
八甲田山毛無岱の草紅葉