平治岳 ”ミヤマキリシマ観賞” (シニア山行)

期  日 2024年6月8日(土) 

参加者 16 名 

【コースタイム】 

吉部キャンプ場9:00~吉部登山口9:15~大船林道合流点9:50~北尾根分岐10:00 ~大船林道終点10:17~大戸越11:46昼食~平治岳頂上12:51~大戸越13:32オオヤマレンゲを見る~大船林道終点と

合流15:06~大船林道分岐15:38~吉部登山口16:18~吉部キャンプ場16:23着 

行動時間 休憩含み 7:10 余

【コメント】 

今回のシニア山行は平治岳登山とBBQの組み合わせだったのですが、雨の予報でBBQは中止となり

登山のみとなりましたが、空を見ながらの山行となりました。ミヤマキリシマもギリギリ間に合ったという感じでした。白いミヤマキリシマ、オオヤマレンゲも観ることができ花の山散策となりました。天気は途中、パラパラという状況があったのですが、なんとか最後まで持ってくれました。 

【感 想】 
平治岳への登山は初めて行く道でした。緑がきれいで、水の流れる音に心が癒されました。個人の反省点は、寒くて汗冷えもあり、レインウェアを着てもじっとしていると辛かった事です。予備の備ええが不十分でした。衣服選びに迷う時、前回の写真を見て参考にするとアドバイスを頂きました。下山の時、皆さんとのおしゃべりとても楽しかったです。想山会に入れた事に感謝して、皆さんとの出会いを大切にしていきたいと思います。 

大戸越までの樹林帯
オオヤマレンゲ

台湾最高峰 玉山(新高山)

【山  域】  中華民国台湾省嘉義縣阿里山郷・南投縣信義郷 玉山山脈

【実施日】  令和6年5月31日(金)~6月5日(水)

【メンバー】  5 名

総歩行距離 22.5km   総行動時間12:42  総累計標高差 +2135  -2139

①玉山登山口2610 ②孟禄亭2790 ③前峰登山口2820 ④白木林観景臺3030

⑤大峭壁3210 ⑥排雲山荘3402 ⑦玉山主峰3952

5月31日(金)

福岡空港10:25発、台北桃園空港11:55着(台北泊) (阿部のみ前日入り)

6月01日(土)

台北よりレンタカーにて9:00出発、阿里山16:00着(民宿泊)

6月02日(日)

歩行距離 8.4km   行動時間 5:48

塔塔加駐車場6:04~排雲登山服務中心6:11/45~玉山登山口6:55/59~孟禄亭7:50~前峰登山口8:36~白木林観景臺10:10/19~大峭壁11:37~排雲山荘12:47(泊)

6月03日(月)

歩行距離 11.5km   行動時間 6:54

排雲山荘5:15~玉山主峰6:52/53~排雲山荘7:45/8:25~大峭壁9:06~白木林観景臺9:50/10:10~

前峰登山口11:00~孟禄亭11:30~玉山登山口12:09/45~塔塔加駐車場12:55

(悪天候のため、山荘⇔玉山主峰はCLのみ) レンタカーにて台北17:30着(台北泊)

6月04日(火)

観光:国立故宮博物院、中世記念堂衛兵交代式 居酒屋:阿才的店 にて打上げ(台北泊)

6月05日(水)

台北桃園空港6:45発、福岡空港10:05着

【感 想】

 日米開戦を告げる日本海軍の暗号電「ニイタカヤマノボレ」で有名な台湾最高峰の玉山 Yushan(ユイシャン)に山岳会のメンバー5名で登ってきました!

 玉山は日本統治時代には、富士山の標高3,776mよりも高い「新しい日本最高峰」の意味で、明治天皇により新高山と名づけられ、台湾領有期には日本一標高の高い山として知られ、大日本帝国の学校でも「日本一の山」として教えられていたそうです。

 九州とほぼ同じ面積の台湾ではありますが3000mを超える山は268座あり、富士山より高い山は7座あります。登山道はよく整備されており山頂直下の岩場以外は特別危険な箇所はなく高度順応さえできれば普通に登頂できます。むしろ富士山の方が、ガレ場があって登りにくいかもしれません。

  玉山登山は当初8月に計画していましたが、台風を避けるためとニイタカシャクナゲの鑑賞のため6月初めに変更しました。しかしながら台湾到着日に南シナ海に台風2号が発生してしまい直撃することはなかったものの梅雨前線を刺激して雨模様となってしまいました。

 小雨交じりのなか登山を開始するも、途中から土砂降りに見舞われ全員びしょ濡れになって山荘に到着。夜になると豪雨注意報が発令されてしまいました。夜中は暴風雨となりご来光は諦め、私だけ雨脚が弱まるのを待っての行動に変更しました(他のメンバーは山荘で出会ったガイドの「8号5尺の山小屋まで来れば登頂したものと見なされる」との甘言を素直に聞き入れて主峰登頂を断念)。

 するとなんということでしょう!朝5時頃から奇跡的に雨が止みました!霧のなかいつまた雨が降り出すとも限りませんのでコースタイム往復4:00のところ速足で2:30にて山頂を踏んで山荘まで戻ってきました。標高3700m辺りからニイタカシャクナゲやエーデルワイスに似た玉山薄雪草が咲き誇っており山頂に登った者だけのご褒美も戴けました。

 山荘にてBranchという名の春雨麺の朝食を戴いた後、また小雨が降り初めた中、早々に皆で足元に気を付けながら下山しました(ここではDiner 17:00~19:00、Breakfast 01:30~02:30、Branch 07:30~10:30と呼びます)。

 玉山に登る前に①政府への入園申請・排雲山荘の宿泊予約と②管轄の国家公園署入山申請③排雲山荘の食事・寝袋予約が必要になります。特に排雲山荘の予約は1日あたり116名に制限されており1ヵ月前に抽選です。このうち外国人枠として金曜・土曜日以外に4ヵ月前に24名だけ先着予約ができます。木曜と日曜日の外国人枠が熾烈な競争になります(私は予約開始日本時間8:00丁度にデータを送信しましたが、3番目で最後の枠をぎりぎりゲットできました。危なかった~~。 『テクニックとしては予め全員の情報とパスポートのコピーのPDFをダミーの日程でデータをSaveしておいて予約可能日に日程のみ変更して送信する』)。予約のHPには中国語以外にも英語・日本語もあるのですが、微妙な日本語訳となっており英語版の方がむしろ分かりやすかったです。これらの事前準備ができれば、もう登頂できたも同然です。

 今回メンバー5名が同室の宿を手配していたので毎日合宿のようで楽しく、登山だけでなくグルメツアーの

ようでした。

玉山 (新高山) ルート図
玉山 主峰

九重山群 立中山 ”マンサク観賞”

期  日  2024年3月3日(日)

参加者 15 名

【コースタイム】

基山 7:00~日田インター~沢水駐車場 着 9:20出発9:30→朽綱分れ9:50→鍋割峠10:50→佐渡窪10:05→鉾立峠11:45→立中山12:00→ 鉾立峠(昼食)12:50出発→マンサク鑑賞13:30→駐車場着15:00

竹田長湯の籾山神社の〔福寿草〕〔ユキワリイチゲ’〕〔大ケヤキ樹齢1000年〕を観賞!  ここで解散!

【感 想 】 

佐渡窪のマンサクは去年見に行って、間近に見える所を知っていたので、仲間に案内できて良かったです。立中山では、大船山や白口岳の雪化粧した姿や樹氷を見ることもできました。下山後に籾山神社に立ち寄って、福寿草やユキワリイチゲの可愛い花も見ることができました。歩きながら山旅談義にも花を咲かせて楽しい一日を過ごすことができました。

とても充実した1日となりました。 樹氷、雪を被った山、マンサク、思いもかけず、福寿草、ユキワリイチゲなど。 皆さんありがとうございました。 お疲れ様でした 立中山から見た久住の山々、素晴らしい景色でした! マンサク、福寿草、ユキワリイチゲ等、春咲く花を見れて楽しかったです、有難うございました。

長崎県 八郎岳 ”水仙観賞”

期  日  2024年2月10日(土)

参加者  18 名

【コースタイム】

天神日銀前7:00 → 平山バス停9:40~八郎岳11:10~小八郎岳11:36昼食~千々峠12:35~平山バス停13:40 → 武雄温泉 →天神日銀前   休憩を含んで4時間 

【コメント、感想】

今回の八郎岳、小八郎岳周回の山行は登山後に野母崎の水仙を見に行くという計画でしたが、

“1月25日頃で適期を過ぎています”と観光協会の回答でしたので、武雄温泉へと変更しました。 八郎岳は保育園児も登れる山とのことでしたが、保育園児の方が私達より強いのです。途中には手作りのユニークな案内板が登山者を和ませてくれます。

   八郎岳頂上は風が強くて長くはとどまれませんでした。何度か八郎岳には登ったという人も記憶が曖昧でしたが、千々峠のわらびの群生地を見ますと記憶が甦ってきました。ここでわらびを採ったこと。 全行程4時間と適度な山行でした。天気が良ければ海のきらめきが見えたでしょうが……。

九重山/馬酔木小屋

山  域 : 九重山系 大船山 

日  時 : 1月27日(土)~28日(日) 

参加者 : 6 名

【コースタイム 等】

1/27  吉部12:30〜馬酔木小屋15:00

1/28  馬酔木小屋7:00~大船山9:30〜吉部14:00

【コメント】 

 今年で6年連続の 「馬酔木小屋」 泊の 「くじゅう山行」でした。(コロナ下でも中止なし)昨年までは、「新つくし山岳会」の管理小屋としての利用でしたが、昨年4月から 「法華院山荘管理・経営」の営業小屋となり、内装・設備が整い、綺麗な小屋に生まれ変わっていました。(但し、全くオープンとはせず、利用者は限定するとの事です)

【感想文】 

1月27日(土)  吉部から大船林道をへて馬酔木小屋に!小屋は建変わり立派な小屋でした。夜は寄せ鍋を囲んで楽しいひと時でした。

1月28日(日)  7時過ぎに出発 思ったより雪も多く、風も強かったけど山頂に着きました。やったー!!

帰りは 「暮雨の滝」 の方に急登を下り、緊張した。 馬酔木小屋泊、雪の 「大船山」 初体験で山行の幅も広がりました。ありがとうございました。

大船山 山頂にて

京都トレイル(最終回)

【実施日】 1月27日(土)~29日(月)

【場  所】 二ノ瀬~嵐山

【参加者】 10 名

【感想・コメント】  

今回が京都トレイルの最終回。

前の週、寒波が来たので雪や凍結を心配しましたが、初日の向山付近に少しの雪が残っていただけで快晴とまではいかなかったですが、登山中は雨にも合わず風もなく、天候に恵まれた三日間でした。

「東海自然歩道」を何回か通ったのですが、アスファルト道の急登のヘアピンカーブみたいな箇所も有り、ここは辛かったです。しかし、皆さん健脚でスピードも落ちずに歩かれるので弱音もはけず頑張りました。

三日目、京都トレイルの最後の山「松尾山」で、みんなで万歳をして喜びを分かち合いました。二日目の 下山後の「嵯峨二尊院」、三日目は「天龍寺」、歩いてみたかった「竹林の小径」も行けて、登山だけではなく今回も京都観光も楽しめて充実した三日間でした。

竹林の小径

2024年 新年登山

山  域 : 叶岳・高地山・高祖山・鐘撞山 

日  時 : 1月13日(土) 8:30 ~ 12:40

集合場所 : 今宿野外活動センター駐車場 8:30 集合

【参加者・コースタイム】

    (Aコース) 

参加者  19 名

今宿野外活動センター駐車場8:35~叶岳登山口8:40~鐘撞山登山口8:50/55~鐘撞山9:30/35~高祖山10:20/25~鉢伏観音11:05~今宿野外活動センター11:25    2時間50分、  L= 5.8 km

    (Bコース) 

参加者 14 名

今宿野外活動センター駐車場8:35~山道分岐8:45~高地山9:35/45~飯盛山分岐9:50/55~叶岳10:25/35~吉野谷分岐10:45~林道合流11:05~今宿野外活動センター11:10   2時間40分、  L= 5.2 km

 (設営組・料理班) 

参加者 7 名            参加者 計  40 名    11:30~12:30  第1野営場にて新年登山会(ぜんざい・漬物・きな粉餅・甘酒)

今まで何回か行った記憶はあるが、低山ながら稜線歩きの連続で玄海灘の景色が楽しめるという印象しかなかった。 今回を機会に市民に愛される縦走路を堪能しようと意気込んで行ったが。19名という会員の中には”お久しぶり“の人も何人もいて、ついつい話がはずんでしまった。とにかくハイキング日和で鐘撞山も高祖山も平坦でわかりやすい道。時おり垣間見える玄界灘も可也山もくっきり見え、そこでまた話が盛り返しの連続で、やはり”稜線歩きの縦走路“で終わってしまった。 ゴールには、ぜんざい・きなこ餅を準備してもらって満足で幸せな山歩きでした。

ぜんざい会 会場(今宿野外センター第一野営場)

恒例 金山山神詣で

期  日 : 2023年12月29日(金)

参加者 : 8 名

【コメント】

お天気も良かったのですが、少し前の寒波での雪の影響で滑りやすくなっている所も有り、慎重に歩きました。

下の山神様を川の水で磨いてお花をお供えして、今年1年のお礼と来年の安全を祈願して、上の山神様へ向かいました。

ここからは雪も残っていて道を探しながら枝をかき分けながら進み、雪に半分埋もれた山神様を見つけてお花をお供えして、お詣りする事が出来ました。 昨年は雪深くて上の山神様を見つけることが出来なかったので良かったです。Sさんからの熱々の甘酒をいただき心も体も暖まりました。無事に一年、山歩きを楽しめた事に感謝しながら下山しました。

山の神様
甘酒で乾杯

しま山100選 沖縄本島

期  日 : 2023年12月23日(土)~27日(水)

参加者 : 4 名

【日程&コメント】

12/23(土)  福岡出発→那覇乗り換え→久米島 JAL 利用

宇江城岳  標高310m   タイム12分  距離 222m  のぼり16m  くだり13m

 はじめ計画した登山口からは雨と工事中で通行止めのため別ルートから入る。山頂直下まで車で入る。お天気が良いと頂上から360度を見渡す事ができ、絶景だそうです。しかし、お天気が悪いのに関わらず海の青さにびっくりした。島内を観光した時に、水の透明度であまりにきれいすぎて 砂浜の境がわからず足を濡らしてしまった。久米島は昔、稲作の島だったそうだが時の政策によりサトウキビ畑に代わってしまった。そのために赤土が海に流れ込み、珊瑚礁が死んでしまったそうです。

12/24(日)  久米島 観光→那覇空港 飛行機移動

久米島の宿泊地は奥武島の民宿「あみもと」でした。本島と橋がなかった頃には、中学生は遠浅の海を竹馬で通学したそうです。小学校の校長先生は島民におんぶされて島の学校を通勤したとの事、今は橋が出来ている。

12/24(日)と12/25(月)は、那覇泊のゲストハウスに連泊しました。

12/25(月)  伊江島の城山を目指す。

やんばる急行バスで移動。本部港から伊江島まで船で移動。城山は島のシンボルで「伊江島タッチュ-」と呼ばれている。城山 標高172m  タイム1:27  距離966:m  のぼり110m  くだり110m  天気も良く山頂からの景色は絶景でした。小さな島だが滑走路が3本もあった。

12/26(火)  座間味島へ移動。

高速船クィーンざまみを利用した。前日は天候不良で船が欠航していた。しま山は上陸するまでが核心である。座間味島 高月山  標高131m  タイム29分  距離607m  のぼり25m  くだり25m ケラマブルーと呼ばれる座間味島、とにかく美しい 海岸は珊瑚と貝殻で美しい。島を1周 したが絶景。無人島へも舟渡しがある。 

12/27(水)  「フェリーざまみ」で那覇泊へ戻り、那覇空港から福岡空港へ帰福した。 今回で沖縄本島より南の「しま山」は登頂した。次はどこの「しま山」を歩くか?楽しみです。

久米島  畳石
伊江島  タッチュー

山口県の山 : 琴石山・三ヶ岳・西目山・右田岳(バスハイク)

期  日 : 2023年12月16日(土)~17日(日)

参加者 : 21 名

【コースタイム】

12月16日(土) 曇り

天神 7:00~琴石山登山口11:10~途中で昼食~修験ルート~琴石山12:55~

三ヶ岳(東岳)14:05~柳井クルーズホテル16:10

                        距離  7.9 キロ

12月17日(日) 晴れ、雪

    ホテル8:00~コンビニセブン防府高井店9:30~西目山10:55~勝坂砲台跡11:55    ~昼食12:10~右田ヶ岳13:45~右田小学校15:10~天神17:45

                        距離  6.2 キロ

【感 想】                     

1日目  琴石山 ・ 三ヶ岳

天気予報は曇りだったが、雨具を着たり脱いだりで忙しかった。帽子が飛ばされそうな強風は初めての経験。修験道コースでロープありの岩場を登って行った。山頂からの周防大島の瀬戸内海の眺望は素晴らしかった。三ヶ岳を過ぎて太子山からは仏像に見守られて下山。下山後は白壁?金魚?沖見堂?柳井の町の風情を楽しみながら、ホテルまでぽてぽて歩いた。夕食の懐石料理は超Very Goodでした。

2日目  西目山 ・ 右田ヶ岳

お腹にカイロを貼って防寒対策もバッチリ❕ コンビニで弁当を受取り登山開始。登って降りてを繰返し先ずは西目山終了。雪が舞い初めてキラキラして冬山になったと実感。ずっとずっと岩をよじ登って、国旗のある右田ケ岳山頂に到着。ロープと岩場が連続する山は初めて。体力の限界を超えました(ToT) 今回は初めての山ばかり、近場の山と山容の違いを感じた楽しい2日間でした。ありがとうございましたo(^o^)o

琴石山 山頂