霧立越スノーハイク(扇山 山小屋泊)

【実施日】  令和7年01月25日(土)~26日(日)

【山  域】  宮崎県 東臼杵郡五ヶ瀬町・西臼杵郡椎原村・熊本県 上益城郡山都町

【参加者】  2 名

【コースタイム 他】

総歩行距離 25.9km   総行動時間 31:06   累計総標高差 +2259  -2266

  • 向坂山1684.7 ②白岩山1620 ③水吞の頭(▲白水口・地図上では白岩山)1646.7

④▲中尾の尾1443.7 ⑤▲西扇山1536 ⑥扇山(▲切立峠)1661.7

1月25日(土)

歩行距離 12.2km  行動時間 8:09  累計標高差 +1203  -942

五ヶ瀬ハイランドスキー場8:12~リフト~スキーセンター8:28~向坂山9:09~杉越(白岩峠)9:36/43~水呑の頭

10:29/59~水吞11:06~▲中尾の尾14:12/29~平家ブナ15:37~扇山山小屋16:21

1月26日(日)

歩行距離 13.7km  行動時間 8:23  累計標高差 +1056  -1320

扇山山小屋6:55~展望岩7:12/17~扇山7:25/32~山小屋7:53/8:32~▲西扇山8:53/59~平家ブナ9:16~馬つなぎ場10:19/20~水吞12:13~白岩山12:58/13:11~杉越13:33~藪漕ぎ14:01/58~

スキー場15:18

【感想文】

雪が多くある事を期待していましたが、行く直前の1週間が暖かかったので、雪解けが進んで、地面が見える所が多かったです。

但し、日陰の所はまだ雪が残っていたので、「わかん」を装着して歩きました。装着の仕方が悪く、歩いているうちに何度か外れてしまいました。

普段日帰り山行が多いので、雪山小屋泊の重装備を担ぎながら歩くのは登山学校以来久しぶりだったのですが、雪の不安定な足元の為、ザックを担ぐのに何度か失敗し、見かねた阿部さんに担ぎ方を教えてもらって、やっと担げるようになりました。

また、下山路で傾斜が急な所があり、リーダーが歩くルートを案内してくれましたが、そのルートを歩ける自信がなかったので、一旦登り上がって、鹿よけネット沿いに下り、沢を渡り、対岸の土手を登り、なんとか道路に辿り着く事が出来ました。立ち往生している姿を見かけた他の山岳会の人が心配して、声を掛けてもらい、ロープやスリングを出してもらいました。アイゼンを装着すべきだった事と“沢に下りてはいけない”とアドバイスを頂きました。

自分の技術力の無さを痛感し、事前にしっかりトレーニングするべきだったと反省しました。

楽しみにしていた「扇山小屋」ですが、のこ、やかん、鍋、マット等道具類がしっかり揃っており、登山者が置いて行ったお酒も少しありました。周囲には薪になりそうな木がいっぱいありました。近くに水場があるのですが、ぽたぽたと雫が落ちる程度の水の出方だったので、夕食、朝食の為の水を汲むのに約1時間位掛かりました。ストーブに火を付けたら暖かく、滞在中快適に過ごせました。素敵な山小屋で管理人さんに感謝しました。

夜、窓からひときわ明るい光が見えたので、飛行機かなと思っていると木星でした。外に出て空を眺めると星がいっぱい見えました。

小屋泊は装備が重くなるので大変ですが、また行きたくなる居心地の良さでした。

九重山系 大船山(あせび小屋泊) (シニア山行)

【実施日】  2025年01月25日(土)~26日(日)

【山  域】  九重山系 大船山

【参加者】  10 名

【コースタイム】

1/25  吉部(宮本邸)13:00~大船林道~15:30あせび小屋

1/26  あせび小屋7:00~9:30大船山 御池10:00~11:40/12:30あせび小屋~14:30吉部 

【感想文】 

厳冬期の大船山に登ってきました。

前日は「あせび小屋」に宿泊し、そこから見える大船山はひときわ大きな山容で、その険しさは美しくもあり存在感がありました。

山頂付近の気温はマイナス10℃と予想以上に寒く、両手の指先が痛く耐えられないほどでしたが、先輩にアドバイスをもらい無事に登頂することができました。 次回はミヤマキリシマの咲く頃や、山頂直下にある御池の紅葉が絶景となる頃にまた登ってみたいです。

新年登山(十六大阿羅漢・山の神様巡り/金山 & ぜんざい会)

【実施日】  2025年01月19日(日)

【山  域】  背振山系 金山

【メンバー】 登山 26名、 設営&炊事係 9名  計35名

【コースタイム】

8:03駐車場 → 8:15十六大阿羅漢8:30 → 9:30前山分岐 →10:20山の神様10:30 → 

11:45新年会 会場

【コメント  登山】

十六大阿羅漢までは、駐車場から林道を西に歩く。暗い谷にひっそりと十六大阿羅漢はある。約200年前、まぐさ焼の火が延焼した結果、偶然発見された。この付近は中世期末まで山岳宗教が盛んだった。いつ頃

誰が作ったかは不明らしい。一般道の1本西の尾根を登りあがり1時間で前山分岐に着く。そこから50分余りで山の神様に着く。大鵬沢の途中にある遭難碑だ。一気に下り阿部さんのところへ。おいしい善哉ときな粉餅、焼き芋や焼マシュマロなどが待っていた。係の方々、本当にありがとうございました。今年一年も安全に楽しく登りましょう。

【感 想 設営&炊事係】

35人分のぜんざいを作るのに、どの位のあんこが必要なのか分からなかったので、前回作った担当者からレシピや準備した物を教えてもらいました。

ちょっと、あんこが足りず薄いぜんざいになりましたが、みんなで協力して、準備する事が出来ました。

結果的に綺麗にぜんざいも食べてもらい、残る事が無かったので良かったです。 前日からキャンプして、焚火を準備していただいた方々、ありがとうございました。

栗原滝から入渓する沢登り (山中東側の沢)

【山  域】  脊振山系 金山

【実施日】  令和6年8月03日(土)

【メンバー】  3 名

コースタイム 他

    距離 3.8km、 行動時間 2時間43分

【コメント】
滑落事故が続いていたので、入渓の前に怪我の無いように気を付けていくように声かけをする。9時に入渓。すぐ栗原滝を登る。大小の滝をどんどん登る。自信のない滝は登らない。下界の暑さを忘れる。3時間余りの沢ではあるが、十分楽しめる。11時過ぎには登山道とぶつかる。靴を履き替えて下山。11時半過ぎには駐車場に戻る。

滝と緑と涼しさと!!

坊がつるテント泊 “大船山 朝駆け”(初級)

山  域 : 九重山系 坊がづる・大船山

実施日 : 令和6年7月27日(土)~7月28日(日)

メンバー : 8 名

1日目 : 長者原自然保護センター駐車場集合(12:00)~雨が池(14:00)~坊がつる(法華院山荘横テント場)着(15:00)→テント泊

距離 :  5.3km

2日目 : テント場出発(2:50)~避難小屋(4:40)~大船山山頂で日の出を見る(5:00~5:40)~避難小屋でコーヒータイム(5:40~6:30)~テント場着(8:00)。テント撤収後出発(9:00)~雨が池(10:00)~長者原着(11:35)         距離 :  11.5km

【コメント・感想】                

週末は子供の野球の手伝いに行っており、ほとんど山に行っていなかったが、九重に登らない?と誘われた。7月は暑くて登れるものかなと思っていたら、早朝に朝駆けするという。例会の報告でHさんが九重を朝駆けしており、その写真がとてもきれいだった。私もあんな景色を見てみたい!送ってきた計画書を見るとKさんが食事担当との記載がある。これで最高の山行が約束されたようなもの。自然とにやけてしまう。メンバーにはTさんもおり、復帰できたのかと嬉しくなる。     

1日目は坊がつるにテント泊だけなのでゆっくりと登って行く。

私はあまり水を飲まないし汗もかかないほうだが、それでも玉のような汗が噴き出してくる。しかし、暑い!坊がつるに着き、法華院山荘横のテン場にテントを張った後、自炊場にてお待ちかねの夕食タイム。Kさんの作る夕食は野菜が多く、私の好みにストライク!とくに冷凍したオクラに、同じく冷凍したすった長芋を解凍しながら、めんつゆをかけて食べる。お浸しは火照った体に浸み込むような味であるし、鶏ひき肉と茄子の味噌炒めを生ピーマンに乗せて食べるレシピは、油っぽくなく食べやすかった。相変わらずKさんの後ろには後光が差している。

2日目は1時半に起床し3時前に出発。ヘッドランプで足元を照らしながら森の中を抜けて、大船山の山頂に向かう。北アルプスなどに行くと、本州の人は九州で九重に登ったことがある、もしくは登ってみたいという人が多い。九重は火山を感じることができる星生山や岩だらけの久住山、紅葉がきれいな三俣山や大船山、ミヤマキリシマの咲く平治岳とバラエティに富んでおり、しかもコンパクトにまとまっていることが魅力なのだろう。やがて山頂に到着。由布岳、脊梁、阿蘇と一望に望むことができ、きれいな光景が広がっていた。来てよかった!朝日に向かってお祈りをする。「日本選手団がメダルをたくさん取れますように…」

大船山 山頂からの 朝明けをバックに!!

車谷右俣の左俣 沢登り

【山  域】  脊振山系 福岡市早良区

【実施日】  令和6年7月27日(土)

【メンバー】  4 名

唐人の舞911

歩行距離 7.4km   行動時間 5:27  累計標高差  +791  -793

椎原登山口(舟石橋) 7:32/33~入渓7:34~登山道出合9:33~林道出合9:57~左・右俣分岐(左俣)10:13~源流・終了点10:41~登山道出合11:00~唐人の舞11:09/39~P833 12:01~伐採地12:21~林道出合12:34~椎原登山口12:59

【コメント】

当初、Yさんがリーダーでしたが、骨折明けのため急遽 リーダーとして実施しました。

車谷の沢ルートとしては、登山道と並行している「中俣の中俣」が一般的ですが簡単すぎるため、マイナーではありますが、唐人の舞方面に向かっている通好みの「右俣の左俣」のルートを巡りました。

途中の登山道と出合う地点までは快適なシャワークライミングでしたが、林道出合の先から藪ぎみになり、沢もテクニカルになってきますので初心者は途中で引き換えしたほうが楽しめるかと思います。

 唐人の舞で休憩のあとP833よりバリエーションルートで林道まで下りました。

野河内渓谷 “キツネノカミソリ観賞 + ソーメン”

実施日 令和6年7月25日(木) 晴

参加者 11 名                 

【コメント】

井原山の登山口からの“キツネノカミソリ鑑賞”に出かけた。9時30分に野河内駐車場に集合した。今回は、キツネノカミソリがメインで山には登らなかった。野河内の駐車場は平日にも関わらず満杯だった。

 林道を上がり水無集落跡に着いて休憩した時には、体中が汗まみれになっていた。キツネノカミソリが満開で、集落跡にも結構咲いている。 水無駐車場は瑞梅寺側からの道路ががけ崩れのため、通行止めになっているせいで車が全く停まっていない。登山道の両脇にはキツネノカミソリが咲き乱れ、この時期しか見られない醍醐味がある。昼食場所の湧き水のところには、11時15分に着いたが、すでに井原山に登ったA氏が着いていた。 ソーメンをゆでたが、20束には鍋が小さすぎた。何とか茹で上げ食事となった。薬味はネギ、しょうが、みょうが、大葉、と冷凍していたコシアブラで堪能した。食後、帰宅組と少し上部のベンチまで組とに分かれ散会した。

県連主催「遭難追悼の日企画」

【実施日】  令和6年7月21日(日)

【参加者】  4 名

【サポート隊】4 名

  • 講習内容

座学 : ① ヤマップにできること

    道案内、捜索、救助活動を効率的に行える。 会員間での情報交換。

          ② ヤマップのインストールと会員登録

          ③ ヤマップで地図を見たり、活動を記録する

          ④ みまもり機 ・ こんにちは通信について

          ⑤ コンパスの使い方

実地 : ヤマップを使って現在地を知り、目指す方向を確定する

          ヤマップ、コンパス、紙の地図の併用

遭難追悼の日講習会(山アプリ)感想 

 「ヤマップの見守り機能」や「こんにちは通信機能」については知らなかったので、説明してもらってよかった。アプリと紙の地図とコンパスをうまく併用して利用することで、登山の安全がより確保できることが分かった。

【感 想】     
今宿野外センターで県連の講習会があり、山には登らなくてよかったので参加しました。コンパスの使い方

ヤマップの利用方法、又、これからはトイレの時は、100円ショップで売っているトイレ用袋を持参して、大小にかかわらず、家に持ち帰って処理しましょうとの事でした。

【感 想】        

山アプリの講習会、興味が会っての初めての参加でした。知っているつもりのヤマップにたくさんの発見が有り嬉しかったです^ ^ コンパスの使い方についての講習。私は初めてでビックリ!スマホが使えない時の力になる事を学習しましたが……忘れそう💦 講師の方、スタッフの方々に感謝です。

【サポート隊 の感想】     

完璧ではないとはいえ、コンパス・地形図を使用した読図の勉強を重ねてきた私にとって、読図自体が山に入る楽しみの一つでもあります。しかし、今回の講習に参加したことで、山での遭難の確率を少しでも減らすためにYAMAPなどのアプリを併用できる技術もまた、読図と同様に重要なのだなと知 りました。これまでYAMAPは山行中なんとなく起動はしていたものの、単なるGPSアプリではない安全に配慮した機能がこんなに色々あるとは知りませんでした。GPSに頼りすぎることは危険な面もあると思いますが、安全のために新しいものを学び、取り入れることは非常に有意義です。自分でそのような気付きを得ることは難しいので、今回の講習に参加してよかったと思います。 「遭難追想の日」の講習は毎年開催されており、私も何年か受講しています。福岡県下で重大事故が続いたときの実際を今、知ることはできませんが、悲しい歴史を振り返り、今後の安全の糧にする1日は、自分のなかで大切にしていこうと思います。

屋外講習
講習会の様子

車谷~椎原峠(オニコナスビとキツネノカミソリ観賞)

【実施日】  令和6年7月20日(土)

【メンバー】 14 名

【コースタイム】 8:00車谷登山口→10:10矢筈峠→10:40縦走路途中で昼食(30分)→12:08椎原峠→13:10車谷登山口

8:00には車谷に14人が全員集合。今日は猛暑日になるとの予報。休憩をたくさん取りながらゆっくり進む。いきなり、笹原を泳ぐように進む。足元が見えない。5分も進むと登山道がやっと見えてきた。一度林道に出て左折し、すぐまた登山道に入る。沢沿いは風が少し吹き、疲れを取り除いてくれる。クーラーの風とは違う心地よさだ。峠まであと10分というところ辺りに「オニコナスビ」は咲いていた。かわいい花だ。オニコナスビを初めて観たという方もいた。いい時期の来ることができて本当の良かった。「キツネノカミソリ」は、車谷の中間より上辺りにわずかに咲いていただけだった。オニコナスビの咲く辺りにも以前はさいていたが、大雨で削られ無残にも球根が露出している状態だった。

 矢筈峠に出たら後は下るばかりだ。縦走路途中の見晴らしのいい広場で昼食をゆっくり取り、椎原峠から下る  蒸し暑い中だったが、さすが想山会の皆さん。元気に歩きとおした。

車谷~椎原峠  ルート図
色鮮やかな ヤマアジサイ

開聞岳 しまやま100選  ちりりん島 (バスハイク)

期  日 6月22日(土)~23日(日) 

参加者 20 名

【コースタイム】 

「6月22日(土)」 福岡市役所 中央公園側 7:00 → 指宿 12:30 → 魚見岳 登山口  竹林ケ島(砂洲往復) 14:00/14:30 ~魚見岳 バスで山頂へ  15:00/15:30 ~宿 16:00

「6月23日(日)」 知覧平和祈念館 11:20/12:40 → 蕎麦屋(昼食) → 13:00/13:40 → 福岡市役所 18:00

【感想文】          

1週間ほど前からおそらく雨天であることは予想していましたが、当日早朝はまだ曇りでした。市役所前に7:00に集合して出発しましたが天候は一向に改善されず途中、事故渋滞もあり「道の駅」で昼食後、指宿に12:30ごろ到着しました。

早速、魚見岳に向かいましたがやはり天気の好転はなく、とりあえず砂洲でつながった「知林ヶ島」へ行きました。途中で役場の担当の方に島へは行けるが、散策路崩壊のため“上陸はしないよう”指示されて島まで

砂洲を歩いてUターンして、往復1時間を過ごしました。

次に魚見岳ヘ向かいましたが、頂上まで舗装道路があり、ところどころ法面が先日来の雨で崩壊していたので頂上までバスのお世話になりました。そこで知林ヶ島の眺望を楽しみ宿へ向かいました。あとはお定まりの食事・宴会でした。

翌日は前日よりさらに条件が悪く、開聞岳登山は諦めて「知覧平和祈念館」へ行き一泣きした後、不謹慎ながら近くの蕎麦屋で蕎麦を食べて帰路に着きました。

竹林ケ島まで砂洲を歩く
砂洲と竹林ケ島